祐の風 親子ほっこりスペース

   



「小さい図書館」と書かれた看板が掲げられている民家の玄関。


ガラガラと戸を開けて入ると、奥の方からお母さんたちの賑やかな話し声が聞こえてきました。












ここは、京都市西京区にある「小さい図書館」。

阪急桂駅から歩いて5分ほど、どこか懐かしさを感じる町並みの中にあります。

地域の方が空き家を活用して開かれている私設図書館です。


この「小さい図書館」で月に一度開かれているのが、〝祐の風 親子ほっこりスペース〟

学校に行っていないお子さんが親子で遊びに来れるフリースペースです。


それぞれのお部屋の壁には、所狭しと並べられた本や漫画。

いろんなジャンルの本が並んでいて、背表紙を見て回るだけでもワクワクします。


そして、5つあるお部屋の1つには、お母さんたちのお喋りの輪が。

続きのお部屋では、子どもたちがボランティアさんと一緒にカードゲームで遊んでいます。


時々、「ねえ、お母さん」と話しかけられるちょうど良い距離感が、子どもたちの安心を生んでいるようです。









その隣りのお部屋では、本を読んだりプラモデルを組み立てたりして静かに過ごす子たち。

また別のお部屋では、一緒にゲームをして過ごす子たち。

それぞれが、自分のしたいことをして過ごしています。


お母さんのお喋りが一段と盛り上がってきました。


その日は、夏に行われる〝祐の風夏祭り〟の打ち合わせ。

学校に行かなくなって以来、地域のお祭りや行事にも参加しづらくなってしまった子どもたち。

その子たちが気兼ねなく楽しめるようにと、参加者のお母さん方が企画を立てていました。









祐の風親子ほっこりスペースは、今は地元小学生の子が多く繋がっています。


学校に行かない行けない行きづらいお子さんが、親子で安心して集える場です。


代表の藤原さんは、元小学校教師。

ご自身のお子さんの不登校も経験され、学校に行き渋っている友達のお子さんに関わった事がきっかけとなり、地元で親の会と、親子の会を運営されています。


とても朗らかな笑顔から出てくる言葉は

「子どもは遊んでなんぼ。いっぱい遊んで、たっぷりエネルギーを貯めていきましょ」

聞いているお母さんたちの表情も、フッと緩みます。


「子どもが学校に行かなくなって不安だった時に、この会に繋がって大きな安心を貰いました」

と話すお母さんもいらっしゃいました。


藤原さんは、「自分はとても恵まれている」とお話されています。

「この会に繋がるお母さん方が、得意なことを生かして運営のお手伝いをしてくださるので助かっています」と。


助け助けられ、支え支えられて生まれる温かな場。

藤原さんの朗らかさがたくさんのご縁を呼んでいる、そんな会だと思いました。




【 基本情報 】


・開催日時

  毎月1回不定期で開催。

  まずはメールにてお問い合わせください。


・できること

  親子で自由に過ごせます。

  参加費100円


・住所

  京都市西京区桂南巽町61


・アクセス

阪急桂駅から歩5分


・メール

yuunokaze.smile@gmail.com


・代表

藤原






【記者プロフィール】おおちえ: 学校以外の場で学び育つ親子のあそび&おしゃべりの場 『びわフリ〜びわ湖フリーわいわい』世話人。ホームエデュケーション中の中学生男子の母。最近、知りたいこと・学びたいこと・やりたいことが多すぎて、時間の管理に苦しんでいる。積み上げられた未読の本をどうにかしたい。



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