「不登校」
その言葉に
どんなイメージがありますか
可哀想
変わった子
怠けてる
問題児
暗い
弱虫
そんな社会的偏見からくる
心理的圧力に苦しむ子ども達がいます
全国で30万人近くいる、学校外で学び育つ子どもたち。その中でフリースクールに通う子達は3%、適応指導教室に通う子達は10数%とごくわずかで、9割近い子どもたちが在宅で過ごしています。その中には「不登校」という言葉につくネガティブイメージや、「学校に行くのが当然」という社会風潮によって、外に出られなくなる子たちがいます。
彼らは
たくさんの才能を
秘めています
私たちは「不登校」というネガティブな
イメージをなくしたい
数十年後のイノベーターとなる彼らが、いつでもどこでも、いつからでも学べる場を形成
社会と本人の意識を変化させる
根本的ソリューション
子どもたちの主体的な学びが
広く認められる日本を目指して
Message
代表メッセージ
学校以外で育つ子が豊かに育てる場を提供したい
代表
生駒 知里
イコマ チサト
我が家の長男は、小学校1年生の秋「学校がどんなところか分かった。自分には必要ない場所だと分かった」と言い、突然学校に行かなくなりました。どんなに周りの大人から説得されても、決して自分の意見を曲げませんでした。
小学校1年生で長男が学校に行かなくなった時、私は、「このままこの子が大人になったらどうなるんだろう?」「仕事に就けなかったら、どうしよう?」「仕事に就けたとしても、人付き合いがうまくいかなくて辞めてしまったらどうしよう?」「何も目的なく生きていく大人になったらどうしよう?」たくさんの不安を抱えました。
私だけでなく、「学校は義務教育ですよ。」「親としてそれでいいと思っているんですか。」「将来をどう考えているんですか。」「ゲーム漬けになったり、昼夜逆転したり、体力が落ちてどこにも行けなくなりますよ。」「愛着不安、愛着不足なんじゃないですか?」「お母さんのストレスが彼の不登校の原因じゃないですか?」周りの人からも、たくさんの不安をぶつけられました。
周りの大人の(多くは母である私の)不安はモワモワとした黒い霧となって、元気だった、当時まだ小学1年生だった長男を覆いました。
やりたいことが毎日たくさん!あって、いきいきと過ごしていた彼が、ただ「学校は退屈すぎる」「半年通ってみて、もうどんなところかはわかった。自分に必要ない場所だってわかった」と言っていた賢い子が、「もう脳が退化していくんだ」「俺は大人になれないんだ」というようになってしまい、一時期は外にも出たがらなくなってしまいました。
長男の変化に、最初は焦っていた私も、やがて彼のありのままを肯定できるようになり、そうしているうちに、小学6年生になった長男は、やりたいことがあれば行きたいところに行き、様々なツールを使って学び私よりもずっと物知りで、料理や掃除が得意で、大人とも子どもとも普通に話せる男の子に育ちました。私も、学校以外の育つ場を作ったり見つけたことで、あの頃のような不安を抱えなくなりました。
今も、あの頃の私たちのように不安と孤立感を抱え、ひっそりと住まう親子が日本中にいます。何も悪いことはしていない、ただ「学校に行かない」というそれだけでです。
あの頃の私たちのような親子に「大丈夫だよ」という安心感を届けたい。そのためには物理的なインフラと、心理的なインフラ、両方が必要だと考えました。「全ての、学校以外で育つ子が豊かに育てる場を提供したい」それが私の基本的な願いです。
Profile
神奈川県川崎市高津区在住。2歳から高2まで7児の母。「孤独な子に寄り添える大人になりたい」と「川崎市子ども夢パーク」のオープニングスタッフとして就職。妊娠を機に退職、出産後は、子育て中の母親が同じテーマで話し合え専門家の知恵を得られる「ママカフェ」や「橘自主保育のびのびーの」の立ち上げ、運営に携わる。
長男が学校に行かない選択をしたことで焦りや不安を感じる日々を過ごし、在宅スクーラーの心理的・物理的ケアが少ないことを身をもって経験。このプロジェクトは長男との雑談から生まれた。
メディア掲載
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助成採択実績
<2023年度>
赤い羽根福祉基金(中央共同募金会)
WAM助成(独立行政法人福祉医療機構)
かわさき市民公益活動助成金 (公益財団法人 かわさき市民活動センター)
これまでに採択された助成一覧はこちら(リンク)
こんな活動をしています
団体活動
外に出たくても出れない
子どもたち、在宅スクーラーが、
安心して学べる社会を作ります
そのために
子どもたちが
立ち寄れる場所作り
子どもたちが安心して立ち寄れる「地域の居場所」を可視化するため「フリーバードキッズ」ロゴステッカーを配布・WEBサイトで紹介しています。
遊び × 学びの場を
再デザイン
新たな箱を作るのではなく、すでにいる人・場所を「見える化」し、繋げるプラットフォーム作り。子ども自身が発信・受信する学び場を再デザイン。