不登校の子どもの新しい学習評価について、共同要望書を提出し、記者会見を行いました
更新日:5 時間前
60団体、288名の皆さまから、
共同要望書へのご賛同をいただきました。
ありがとうございました。
※2026年10月15日 進捗報告 パブリックコメントの提出を呼びかけました
※10月6日更新 進捗報告 【共同要望書が、中教審の会議で取り上げられました】
※10月1日 賛同団体・賛同者の全一覧および全てのメッセージを更新しました。
過去の更新一覧は以下です。
※2026年9月25日 全てのメッセージを公開しました。
※2026年9月19日 賛同締め切りを9月30日まで延長しました。
14:00 賛同団体・賛同者の全一覧を更新しました。現在、52団体・個人240名にご賛同いただいております。
※2026年9月17日 メディア掲載情報を追加しました。
※2026年9月14日 16:30 賛同団体・賛同者の全一覧を更新しました。現在、34団体・個人198名にご賛同いただいております。
※9月9日 19:10 記者会見の動画をアップしました。19:35 賛同者よりいただいたメッセージの一部を公開しました。
※2026年9月7日 11:45 賛同団体・賛同者の全一覧を更新しました。現在、18団体・個人107名にご賛同いただいております。
現在、文部科学省・中央教育審議会では、校内外の教育支援センター等を利用する不登校の子どもについて、一人ひとりの状態や学習状況に応じた特別の教育課程をつくり、その学習成果を評価する新しい仕組みが検討されています。
2026年8月31日、「不登校児童生徒の新しい学習評価制度に関する共同要望書」提出実行委員会は、文部科学大臣、中央教育審議会会長、初等中等教育分科会長等に対し、「不登校児童生徒に係る特別の教育課程及び学習評価について 子どもの心身の安全を最優先とした制度設計を求める共同要望書」を提出しました。

同日、記者会見を行いました。不登校を経験した大学生・高校生、支援者、医療関係者等から、それぞれの立場で今回の制度について感じていることをお話しさせていただきました。

今回の要望には、不登校支援、教育、医療、子どもの権利などに関わる多くの方々から賛同をいただきました。
※賛同者・賛同団体は記事後半に掲載しています。
私たちは、不登校の子どもへの支援を充実させることや、子どもが自ら学びたいと思ったときに、その子に合った方法で学び、その学びが大切にされることには賛同しています。
一方、その学びを評定に換算し、調査書や高校入試上の利益に直接結びつけることについては、
子どもの心身への影響や、現場教職員への負担を含め、十分な検証と慎重な検討が必要だと考えています。
学びを支えることと、高校入試で評価することは同じでしょうか
文部科学省の案では、その子が実際に取り組んでいる学習内容に応じて評価し、それを成績評価にすることが考えられています。
これまでの学年の基準だけでは十分に表せなかった学びを丁寧に捉え、本人に返していくことには、大切な意味があると考えます。
一方で、
「本人の学びを認めること」
「その学びを記録すること」
「その学びを評定につけること」
「高校入試でその評価を使うこと」
は、それぞれ目的が異なります。
特に、高校入試で有利になる仕組みが加わった場合、制度への参加が形式上は任意であっても、
「参加した方が進学に有利なのではないか」
「途中でやめると将来不利になるのではないか」
と感じる子どもや保護者が出てくる可能性があります。
子どもの将来を心配する保護者が、「進学につながるなら、もう少し頑張ってほしい」と思うことも自然なことです。
しかし、子ども本人は、まだ休養が必要だったり、評価を受けることを望んでいなかったりする場合があります。
本来は子どもの学びを支えるための制度が、新たなプレッシャーや親子間の葛藤を生むことがないか。
慎重に考える必要があります。
「学べている」だけでは分からないことがあります
不登校の子どもの状態は一人ひとり異なります。
教育支援センターに通えている。
学習に取り組めている。
人と話せている。
一見すると元気に見える。
そういう子どもの中には、学校生活等によって心身ともに深く傷つき、十分な休養を必要としている子どもや、周囲の期待に応えようとして無理を重ね、強い疲労や自傷・希死念慮を抱えている子どももいます。
外から「学習できている」「通えている」ように見えることだけで、心身が学びに向かえる状態にあると判断することはできません。
頑張りを認めることが励みになる子どもがいる一方、「もっと頑張らなければ」と無理を続けてしまう子どももいます。
だからこそ、学ぶことだけでなく、休むことも、途中でやめることも、何もしないことも、評価を受けないことも、安心して選べる必要があります。
本人が本当に選べるためには「居場所」が必要です
文部科学省の案では、本人や保護者の意向を確認することや、休養を優先すべき子どもへの配慮も示されています。
私たちは、こうした方向性は重要だと考えています。
一方、「本人の意向を確認する」だけでは十分ではありません。
学習や評価に参加しないことを選んだときにも、その子が安心して過ごせる場所が必要です。
教育支援センター等が「勉強する場所」だけになったり、学習や評価を求められるように感じる場所になってしまえば、
「学習するか、そこにいられなくなるか」
という選択になりかねません。
学習しない日も、休む日も、何もしない時間も安心して過ごせる「居場所」であり続けること。
その上で、本人が制度への参加、不参加、中断、評価を受ける・受けないことを実質的に選べること。
これは今回の制度を考える上で、とても重要だと考えています。
また、本人との丁寧な対話や継続的な意思確認、個別の計画づくり、関係者間の情報共有や評価を行うには、十分な人員と時間が必要です。
新しい制度だけをつくり、現在の教職員や教育支援センター職員の仕事に上乗せする形になれば、
子ども一人ひとりに丁寧に向き合う時間が失われかねません。
子どもが本当に選べる制度にするためには、安心していられる「居場所」と、
それを無理なく支えられる「現場の体制」、両方が必要だと考えています。
高校進学の機会を保障する方法は、一つではありません
不登校を経験したことで高校進学の可能性が狭くなることは望ましくありません。一方、進路保障の方法は、「新しい評定を付け、それを入試で有利に扱うこと」だけではありません。
調査書の比重を下げる、学力検査や面接を重視するなど、多様な選抜方法も考えられます。取りまとめ案自体も、こうした複数の方法を示しています。
だからこそ、本特例による評価を「一定の加点」など有利な取扱いにつなげることは、新たな学習圧力を生まないか十分に検証してほしいと考えています。
私たちが特に求めている4つのこと
共同要望書全体では4つの柱から制度設計について要望しています。
その中でも、現在の制度案について特に早急な対応を求める事項として、次の4点を掲げました。
本人の意思と選択を制度上保障すること
本人への分かりやすい説明と明示的な同意、継続的な意思確認、本人がいつでも参加を中断・終了できること、参加しないこと・途中でやめること・終わらせることによる不利益な取扱いを受けないことを、制度上の実施条件として明記してください。
高校入試の「加点」等は、十分な検証まで削除すること
本特例による評価を、高校入試上の加点その他の有利な取扱いに結び付ける記述は、必要性・安全性・公平性や、本人が本当に自由に選べるかが十分に検証されるまで、取りまとめ案から削除してください。
全国実施前に、限定的な第三者検証を行うこと
全国的な実施に先立ち、対象自治体・実施校・教育支援センターと対象人数を限定した検証段階を設けて、独立性を有する第三者を含む体制で、子どもの心身への影響と現場負担等を検証し、その結果を公表してください。
「運用の手引き」づくりに当事者・現場・専門家が継続参画すること
不登校経験のある子ども・若者、保護者、民間支援団体、教員・教育支援センター職員、医療・心理・福祉・自殺予防の専門家を正式に参画させ、単発の意見聴取にとどまらない継続的・実質的な参画の仕組みを設けてください。
ここでは、今回特に早急な対応を求めた4点をご紹介しました。
共同要望書では、この背景にある現状認識や、安心できる教育環境・支援体制を含むより詳しい要望を「4つの柱」に沿ってまとめています。
また別紙では、8月4日「取りまとめ(案)」について、①高校入試での「一定の加点」等の有利な取扱い、②「1」や「-」と自己肯定感・学習意欲との関係の記述、③本人の不参加・中断・終了と教育支援センター等の「居場所」機能、④「頑張り」「諦めずにやり遂げる」等の表現、⑤「運用の手引き」への当事者参画について、5点の具体的な修正文案を示しています。
ぜひ要望書全文もお読みください。
記者会見の動画はこちらからご覧ください。
共同要望書への追加のご賛同を、個人・団体の皆さまから引き続き受け付けています。
要望書の内容にご賛同いただける方は、全文をご確認の上、賛同フォームからお寄せください。
※すでにご賛同いただいている方は、再登録は不要です。
これまでの主な賛同団体・賛同者(敬称略)
明橋大二(精神科医・真生会富山病院 心療内科部長)/石井しこう(不登校ジャーナリスト)/今じんこ(エッセイ漫画家)/内田良子(心理カウンセラー・子ども相談室「モモの部屋」)/NPO法人多様な学びプロジェクト/おおたとしまさ(教育ジャーナリスト)/小澤いぶき(一般社団法人Everybeing共同代表)/甲斐田万智子(認定NPO法人国際子ども権利センター代表理事)/加藤博(南アルプス子どもの村中学校)/川上康則(杉並区立済美養護学校主任教諭)/喜多明人(早稲田大学名誉教授)/後藤誠子(笑いのたねプロジェクト代表)/西郷孝彦(真鶴町教育委員)/斎藤環(筑波大学名誉教授)/齋藤眞人(立花高等学校校長)/澤田稔(上智大学教員)/嶋村仁志(一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事)/武田信子(臨床心理士)/武田緑(NPO法人School Voice Project理事)/棚園正一(漫画家・不登校経験者)/永田佳之(聖心女子大学現代教養学部教授)/中村尊(長崎県フリースクール等ネットワーク代表)/新美妙美(信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 特任助教/小児科専門医、子どものこころ専門医)/西野博之(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)/びーんずねっと/日野公三(NPO法人 日本ホームスクール支援協会 理事長)/古山明男(おるたネット代表)/本田秀夫(信州大学医学部医学科子どものこころの発達医学教室教授)/松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部 部長)/蓑田雅之(財団法人東京サドベリースクール評議員)/村上陽一(信州フリースクール居場所等運営者連絡協議会代表)/山下英三郎(日本社会事業大学名誉教授)/吉田敦彦(大阪公立大学名誉教授)ほか
賛同団体・賛同者の全一覧を見る(クリックすると開きます)
賛同団体・賛同者(各区分五十音順・敬称略)
※更新日:2026年10月1日
賛同団体 60団体(お名前非公表の団体を含む)
AI-am/オヤトコ発信所/愛知こどもの学びと育ちの権利協議会/あわはぐ/一般社団法人 根っこわーくす/NPO法人ここだね/NPO法人COCORO CANVAS/NPO法人多様な学びプロジェクト/NPO法人ネモ ちば不登校・ひきこもりネットワーク/NPO法人フリースクール地球子屋/NPO法人本とジブン研休室/NPO法人みんなの居場所ありのまま/NPO法人みんなの学び館/親と子の居場所 ココcafe/カスミソウ自由登校を見守る会/学校外で学び育つ子どもの権利保障を進める会・ひょうご/株式会社コドモノプロジェクト/川越不登校親の会/きみの森/香こち-kokochi-/子どもの支援・相談スペース「はぐルッポ」/ちくご地域ユースサポート不登校支援部会/デモクラティックスクールさいたまあみゅーず/Dopeeps(ドゥピープス)/特定非営利活動法人けいちくトイロ/特定非営利活動法人ピアサポートネットしぶや/特定非営利活動法人みらぽて/トーキョーコーヒー鎌倉/トーキョーコーヒー太宰府/トーキョーコーヒー横浜港北 日吉のめがね/時を見つめる会/とくしま多様な学びプラットフォーム/特定非営利活動法人いとしま児童クラブ「みんなの居場所」/特定非営利活動法人たねの会/特定非営利活動法人mixjam/特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所/長崎県フリースクール等ネットワーク/なちゅらVillage/認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)/HAYAMA 居場所プロジェクト/はらっぱとそらプロジェクト@千葉松戸/びーんずねっと/兵庫フリースクール等連絡協議会/不登校から育ちを考えるひなぎくの会/不登校の道案内サイト『未来地図』/不登校ひろば@吹田/フラワーズ/不登校を考える親の会ネットワークふくおか/Free as a bird 鳥のように/フレンド森のがっこう/フリースペース コスモ(NPO法人 文化学習協同ネットワーク)/ホームスクール錦ケ丘家庭学習Support/みなみ房総こども未来協議会/みんなの居場所『エノコログサ』/明蓬館高等学校/mofumofu fiika(不登校の親の会)/もるとれがーと/夢みるにじいろステーション/よつかいどう不登校支援ネット/わわわのわ
賛同者 288名 (お名前非公表の方を含む)
秋永みねこ(久留米市議会議員)/明橋大二(精神科医/真生会富山病院 心療内科部長)/秋葉祐三子(特定非営利活動法人あそびとまなび研究所 理事長)/阿久津恵美(有限会社ビーブル介護サービス 代表取締役)/浅野香世子(保護者)/有北いくこ(NPO法人ままとんきっず理事・不登校経験者)/有田優子(広島市議(南区))/飯島慶郎(不登校/こどもと大人の漢方・心療内科 出雲いいじまクリニック)/五十嵐やす子(板橋区議会議員)/井川ともみ(トーキョーコーヒー葉山)/井川瑞穂(保護者、支援者(うさぎの茶話会))/いけださちよ(駒ヶ根市議会議員 社会福祉士)/池田武司(保護者)/石井しこう(不登校ジャーナリスト)/石川哲也(特定非営利活動法人こどもの家わっか)/石田まなみ(福津市議会議員)/石林正男(栃木登校拒否を考える会 事務局長)/和泉航(小学校教員)/市川寛(寺子屋TANQ代表)/伊藤安寿華(保護者)/伊藤和子(保護者)/稲場末美(いちかい町不登校の会OLIVE)/伊原康史(学校法人フレンド恵学園 理事長)/今井恭子(元デモクラティックスクールスタッフ)/今井浩一(』engawa『)/今じんこ(エッセイ漫画家)/岩上紀子(保護者)/岩田弘志(NPO法人熊本オルタナティブ教育協会)/岩渕和信(湘南学園小学校校長)/上田志穂(一般社団法人日本スクールワイド・エンリッチメント・モデル協会代表理事、学びのサポートルーム ludo 主宰)/上田理香(一般社団法人SHIPひきこもりと共生社会を考えるネットワーク 共同代表)/上村直子(保護者)/内田良子(心理カウンセラー・子ども相談室「モモの部屋」)/江田美穂(保護者)/老川素子(フリーライター、保護者)/大石くみ(不登校から育ちを考えるひなぎくの会 代表・不登校を考える親の会ネットワークふくおか 代表 / 不登校の道案内サイト『未来地図』代表 / 保護者)/大島一恵(ホームスクール&ホームエデュケーション家族会 共同代表)/大島一(一般社団法人根っこわーくす代表)/大竹信子(KHJ全国ひきこもり家族会連合会 横浜支部 横浜ばらの会 会長)/おおたとしまさ(教育ジャーナリスト)/大谷達也(鳥取市議会議員・保護者)/太田眞奈(保護者)/太田真美子(保護者)/大橋義和(フリースクールきょういく代表)/大花愛/尾形岳彦(認定NPO法人盛岡ユースセンター理事長/センター長)/小川未奈子(坂戸市議会議員)/奥定克拓(鳥取フリースクールこ・ラボ代表、鳥取フリースクール協議会代表)/小澤いぶき(一般社団法人Everybeing共同代表)/小田恵(保護者)/小野村哲(NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所理事長)/甲斐田万智子(認定NPO法人国際子ども権利センター代表理事)/香川千代美(不登校支援親の会主宰、不登校児保護者)/笠優子(退職者)/風巻浩(聖心女子大学グローバル共生研究所研究員)/梶原誠子/片野晶子(高山市議会議員)/かとうせいこ(不登校経験者、不登校児保護者、フリースクール型放デイスタッフ)/加藤隆史(人と学ぶ場ふらっと代表)/加藤博(南アルプス子どもの村中学校)/金井智恵(保護者)/金澤拓紀(青森県スクールソーシャルワーカー)/金木悠(特定非営利活動法人Woods代表理事)/神薗麻智子(渋谷区議会議員)/上村一隆(ふくおかフリースクールフレンドシップ協議会 事務局長)/神谷恵(不登校経験者)/川上亜希子(清泉女子大学 非常勤講師)/川上康則(杉並区立済美養護学校主任教諭)/菊地萌(保護者)/喜多明人(早稲田大学名誉教授)/草野暢之(トーキョーコーヒー主宰者、単位PTA運営スタッフ)/久原智美/熊谷美紀(保護者)/黒木美智世(保護者)/桑原さやか(NPO法人nicon代表理事)/児島久美子(保育士、保護者)/小杉和貴(訪問看護ステーション ファミリーナース福岡)/小谷綾子(NPO法人School Voice Project理事/子どもソーシャルワーカー)/小番藍(保護者)/後藤誠子(笑いのたねプロジェクト代表)/小沼陽子(特定非営利活動法人優タウン理事長)/古根川陽子(保護者)/小林尚美(保護者、つくらぼ代表)/小林みゆき(上田おけまーるジュニアセンター・センター長)/小松亮子(保護者)/米野 幸江/西郷孝彦(真鶴町教育委員)/齋藤之(元スクールソーシャルワーカー)/齋藤純子(もばら不登校の親の会 あかりcafe)/斎藤環(筑波大学名誉教授)/齋藤寛子(民生児童委員(元不登校保護者))/齋藤眞人(立花高等学校校長)/斉藤光代(一般社団法人信州親子塾共同代表)/齋藤 利恵(保護者)/酒井淳子(保護者)/坂井翼(保護者)/坂本夏実(保護者)/佐藤愛(足立区議会議員)/佐藤信一(フリースクールくるーず(NPO法人たねの会)・共同代表/スタッフ、不登校当事者保護者)/佐藤昌弘(フリースクール青い空 代表)/澤田稔(上智大学教員)/志鎌淳子(はなのわ幼稚園•園長)/嶋田明子(保護者)/島田徳隆(認定NPO法人アンガージュマン・よこすか理事長)/嶋村仁志(一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事)/清水千佳(西公園を遊ぼうプロジェクト 事務局)/新好美(夢光塾、非常勤講師、スクーリング校勤務、塾経営、不登校児保護者)/末松瑠璃子(保護者)/鈴木典子(森のようちえん ふってもはれてもスタッフ、みんなの野外の居場所かぜのぐるり運営、保護者)/鈴木正樹(アットスクール代表)/鈴木結(不登校経験者、保護者)/鈴木由美子(NPO法人そらいろのたね 代表理事)/瀬名香織(株式会社ユニポップル代表、NPO法人トナリノ(認可待ち)代表)/園田たきね(一般社団法人 サドベリースクールアルママ代表理事)/高橋香織(保護者)/高橋賢史(NPO法人緑と水の連絡会議副理事長)/髙柳健(一般社団法人信州親子塾共同代表)/滝本可南(坂東市議会議員 / 地域居場所作り団体代表)/タジキナミ(analog dialog 学校教育と不登校情報@山陰)/竹下小百合(トーキョーコーヒー498諌早主宰、保護者)/竹谷香(保育士 保護者)/武田信子(臨床心理士)/武田緑(学校DE&Iコンサルタント・NPO法人School Voice Project理事)/田中あきよ(西宮市議会議員)/田中歩(一般社団法人どんぐりと山ねこ舎代表理事)/田中美樹(保護者)/田中友子(保護者)/棚園正一(漫画家・不登校経験者)/谷ひとみ(保護者)/丹野桃子(保護者)/長阿彌幹生(教育文化研究所代表理事)/土屋千惠(保護者)/土屋陽吉(保護者)/時田良枝(一般社団法人Polyphony 代表理事)/とえだともこ(NPO法人子ども・若者サポートはみんぐ 理事長)/道前弘志(太子町(兵庫県)教育支援センター支援員)/得津秀頼(NPO法人D.Live副理事)/ないとうけいこ(安平町議会議員)/中田綾乃(NPO法人ねこのひげ理事)/中村尊(長崎県フリースクール等ネットワーク代表/NPO法人フリースクールクレイン・ハーバー代表)/中山博子(cafe Halos)/中山日曜子(保護者)/長島ともこ(ライター・編集者)/永田佳之(聖心女子大学現代教養学部教授)/永易江麻(東京コミュニティスクール 副理事長、東京都フリースクール等ネットワーク 事務局長)/南部久美子(中学生保護者)/新美妙美(信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 特任助教、小児科専門医、子どものこころ専門医)/西尾綾子(埼玉県鴻巣市議会議員)/西崎萌(一般社団法人Everybeing共同代表)/西野博之(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)/西森尚己(子どもの支援・相談スペース「はぐルッポ」代表)/西山哲平(沖縄フリースクール居場所等運営者連絡協議会代表)/西山良子(保護者)/根本直子(保護者)/野田美奈子((株)Cocoon parents square)/長谷川綾子(保護者)/塙創平(弁護士)/羽田亜耶(保護者)/林郁子(保護者)/林恭子(一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事/不登校経験者)/日野公三(NPO法人 日本ホームスクール支援協会 理事長)/平田みのり(子育てサークル代表)/平野かほる(保護者)/福田久稔(フリースクール代表)/福田雪絵(保護者)/福本早穂(不登校ひきこもり相談室「こころのそえぎ」)/藤田幸子(子どもの居場所クローバー 代表)/藤本晴子(保護者)/古山明男(おるたネット代表、千葉市教育機会確保の会代表)/星真弓(府中ねくすとぐろーあっぷ)/細川知穂(NPO法人子どもサポートチームすわ理事)/本田哲也(toBe塾主宰・元群馬大学教育学部大学院ゲスト講師)/本田秀夫(信州大学医学部医学科子どものこころの発達医学教室教授)/本田友理(不登校保護者・フリースクールスタッフ・トーキョーコーヒー)/まえきたうみ(千葉県フリースクール等ネットワーク代表)/曲渕紀子((公社)長野県社会福祉士会福祉活動委員会子ども部会長)/増岡日和(保護者)/桝田梢(デモクラティックスクールさいたまあみゅーずメンバー)/桝田航(デモクラティックスクールさいたまあみゅーず所属メンバー)/松島裕之(NPO法人ネモ ちば不登校・ひきこもりネットワーク副理事長/フリースクールネモ スタッフ代表)/松田淳(保護者)/松永恵子(保護者)/松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部 部長)/MIKKO(不登校向けレジン教室講師)/水谷裕子(特定非営利活動法人 アーモンドコミュニティネットワーク 代表理事)/峯村怜子(長野県教育委員)/蓑田雅之(財団法人東京サドベリースクール評議員)/宮田千加代(おばちゃんち)/武藤夏子(HSC・不登校のための居場所つむぐ 代表)/村井ちゑ子(フリースクール アサンテ 代表)/村上陽一(信州フリースクール居場所等運営者連絡協議会代表)/宮崎由香里(保護者)/村松裕子(一般社団法人プレイキッズシアター代表理事)/村山奈緒美(不登校経験者、保護者、元飯田女子短期大学教員)/森真希(古賀市市議会議員)/安楽岡優子(まなビバ!シリウス代表)/山口正芳(フリーランス)/山口由子(保護者)/山﨑由恵(株)遊Being 放課後等デイサービスゆう取締役)/山下敦子(保護者 子ども関係の仕事)/山下英三郎(日本社会事業大学名誉教授)/山田厚(山梨県甲府市議会議員)/山本由香(不登校経験者保護者、不登校親の会スタッフ)/YAYOI(個人 不登校多様な学び啓発活動中)/横地香代子(タウンスクーリング愛知代表)/吉田敦彦(大阪公立大学名誉教授)/渡辺忍(千葉市議会議員)/渡邉史(山形県中山町議会議員)/渡辺美穂(県議会議員)/渡部靖之(青森県総合社会教育センター指定管理者グループ)/和田周晋(不登校経験者/一般社団法人大きな玄関 事業統括責任者)
いただいたメッセージの一部をご紹介します。
要望書を拝読し、すべて本当にその通りだと思いました。「学校」がどこまでも追いかけてくるあの感じ(恐怖感)、不登校から何十年経っても夢に見ます。追い立てられない環境で学びたいことが学びたい時に学べるようにと願います。
林 恭子(一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事/不登校経験者)
学びは本来、学年という一律の枠に沿って直線的に進むものではありません。戻ることも、立ち止まることも、別の道から学ぶことも、その子にとっての正当な学びです。
制度によって新たな選択肢をつくるのであれば、利用しない自由、途中で離れる自由、評価を受けない自由まで保障されて、初めて本当の選択肢になります。
その意味でも、制度の導入を急がず、当事者と現場の声を中心に据え、安全性と進路保障の両面から慎重に検討することを求める本要望書は、極めて重要な提言だと受け止めました。
日野公三(NPO法人 日本ホームスクール支援協会 理事長)
当事者のことを想っての制度であることには深く感謝いたします。良かれと思っての内容でしょうが、要望書にある懸念は極めて大きいと率直に感じています。
齋藤眞人(立花高等学校校長)
文科省の意向は、地方に行けば行くほど、拡大解釈が進み過程や施策が本来の目的とズレていく傾向にあります 子どもの安全はもちろんですが、本件のみに関わらず自治体教育委員会任せにしないで欲しいと思います
上村一隆(ふくおかフリースクールフレンドシップ協議会事務局長)
子どもと保護者に裁量があるように見えても、結果的に不安が煽られるような文化を生み出すような制度は、子どもと保護者をさらに苦しめていく。ニーズの有無ではなく、サイレントストレスからの解放を保障する、子どもの育つ権利に根ざすことを主眼に置いた制度が必要と考えます。
嶋村仁志(一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事)
全てのメッセージを見る(クリックすると開きます)
公開をご了承いただいた全てのメッセージです。(各区分五十音順・敬称略・事務局への連絡除く)
3代に渡る不登校経験者です。現在の学校という制度自体に問題があり、それを解決せずに追い詰めることは、子どもの安心を奪うことになると考えます。(有北いくこ・NPO法人ままとんきっず理事・不登校経験者)
公立中学校において、校内フリースペースに通えていても、クラス、教室に入れないと評価がつかない部分がある。まずは子どもたちが安心できる環境、居場所の整備、笑顔になること、学びへの意欲、勉強はそのあとなんだということを、広く皆さんに伝えたいです。(井川ともみ・トーキョーコーヒー葉山)
現場や当事者の声を聞いてください。(石田 まなみ・福津市議会議員)
不登校の根本原因=硬直した学校制度とそれを前提にした社会システムに視点を置いて物事を根本から考えてもらいたい。(石林正男・栃木登校拒否を考える会 事務局長)
不登校の子どもにとって、学ぶ機会と権利は大切にされるべきだと思いますが、まず心身の休養と安心感、学校への信頼感を取り戻すことから始めないと、新たな傷に苦しみます。「いかに学ばせるか」ではなく、苦しんでいる子どもの痛みを受け止め、心の回復を最優先にした上で、学びの機会をいかに保障できるか、という視点から考えてください。(伊藤安寿華・保護者)
要望者を作っていただき感謝します。今後も当事者の声を一番に設計していただけると嬉しいです。(今じんこ・エッセイ漫画家)
そもそも学校における評価制度に苦しめられ不登校になる子どももいると思います。そういう子どもたちは、自分の心を守るためにそこから離れて心身を休めるために学校に行かない選択をしています。それなのにまた別の評価制度の中に身を置かれるということは、子どもの心ばかりか命を失うことに繋がりかねません。
この評価制度を利用したくない子どもの尊厳と利益が守られるような具体的な説明を書面に明記してください。(岩上紀子・保護者)
<不登校の特例制度の意義について>
不登校の状態にある子の学びの場が学校だけではないという認識が学校にも一定程度広まり、「学校に戻す」ことを前提としない対応も増えてきました。
一方、これをいわば口実に「学校に合わないなら、よそに行けばいいですね」というような、子どもの学びの支援を学校側(公教育側)が安易に手放すケースも身近で見てきました。
そうした経験をふまえると、この度の不登校の特例制度自体は、どのような状況にある子どもであっても、国として学びを支えていきたいという意思の表れと捉えています。
<評価の受け止め方>
また、私が関わるお子さんからは、「ホームスクールでたくさん学習しているのに、通知表が斜線ばかりで、がっかりした」という声や「家でがんばったことも認めてもらえて、テストも受けたから、評定もついた!自分で学べる不登校の私って、いいじゃん!」という声も聞いています。
共通するのは、「自分の学びに何かしらの評価がほしい」ということであり、評価がその子の励みになっているということです。
ですので、なんらかの「評価」ができるよう、仕組みとして整えることは重要な教育施策だろうと思います。
<受験に「評価(評定)」を用いるかどうか>
ただ、受験に用いるかどうか、というところは、要望書の通り慎重に行うことを希望します。
これも生徒さんに確認してみましたが、「受験に用いるとなると、ちょっとプレッシャーかな」という声がありました。
制度側としては強制する意図が毛頭なくても、要望書にあるように「入試にプラスになるかもしれないんだから、がんばろう」という圧になる可能性はあるように思います。
ですので、慎重な議論や検証を望むという今回の要望に賛同します。
<これは「不登校」だけの問題か>
ですが、本心のところ、これは、不登校の状況にある子どもだけの問題ではないだろうと思います。。
学校生活や日々の学びが、いわば「人質」になっているのは、不登校の状況にある子だけではないからです。
内申は、そもそもは、テストの一発勝負だけではなく、日々のコツコツした学びも見よう、というものだったはずです。
それが、入試に合わせて学びや態度を調整する(しかも、教師好みに調整する)といった、本末転倒な状況も多く見られるようになりました。
この度の改訂の論点にも挙げられていますが、入試という仕組み自体の抜本的な改善がないと、この内申の問題は解決しませんから、不登校の状況にある子に表れている課題は、教育全体の課題の表れということを考えていただきたいです。
これは、不登校の特例制度全体に言えることだとワーキンググループを傍聴して感じていました。
例えば、
個々の興味・関心に応じた探究的・体験的な活動
他者とのふれあいを図る体験的な活動
(コミュニケーション能力や対人関係構築スキル等の習得のための)SST
などは、不登校の状態にある子に殊更必要なものというわけではなく、どの子にも必要なことだと思います。
不登校の状態にある子の特例として行うのではなく、教育課程全体の課題として扱う方が妥当である論点だと思います。
<「特異な才能」特例制度との整合性>
これは入試に評価を用いるかにも関係しますが、特才の特例制度との関係やバランスの悪さも気になります。
特才の特例制度では、特例制度でなした評価は入試には用いない方向性になっています。
であるのに、不登校の特例制度の方は「用いる」というのは、どういう論理になるのか明確ではありません。
(ややもすると、特才は高度なので「ずるい」と言われないために入れない、不登校の状態の子は高度ではないだろうから入れてもいいだろう、と考えられてしまう場合もありそうです。)
不登校の状態にある特才制度の対象の生徒もたくさんいると思いますが、そうなったとき、評価はどうするのでしょうか。
これらも考えると、評価(評定)を入試に用いる仕組みについて、慎重に考えるべきだろうと思いますし、特才の特例制度が実証研究的に始まるのと同様に、あるいは特才の制度と一体的に、小さい事例での検証を行い、特才の制度との整合性や運用のあり方を検討することを望みます。
(上田志穂・一般社団法人日本スクールワイド・エンリッチメント・モデル協会代表理事、学びのサポートルーム ludo 主宰)
「運用の手引き」づくりに子どもの権利条約に基づき、当事者の声も反映していただけることを望みます。時間はかかっても、本人が自ら納得して選び、歩み、途中からでも歩みを変えていける、自らの意思により本人のペースで選び、安心できる「人」のいる居場所があることを望みます。(上田理香・一般社団法人SHIPひきこもりと共生社会を考えるネットワーク 共同代表)
高校入試の際に、正式に入室していなかった教育支援センターへ参加した日の日数も、当事者親子に断りなく、水増しされて評価され、高校へ伝えられていたということを卒業式の時に知りました。さらに入学する意思も確認する事なく勝手に入学届を高校へ提出されて、進路指導担当や担任に入学する予定は無いと伝えても、あとは高校中退の扱いになりますと言われました。誰のための評価なのか、当事者親子を無視してやってはいないか。中学・高校の学校関係者は今一度考えていただくきっかけにしていただきたいと思います。(江田・保護者)
「子どものために」と、制度が変わっていくことは、とてもありがたいことです。
だからこそ、「本当にそれが子どものためなのか」
一度立ち止まり、さまざまな視点から丁寧に考えていく必要があると、私も感じています。
何のための評価なのか。そもそも、私たちが一番大切にしたいことは何なのか。
子どもの心身の成長、そして何よりも「いのち」を最優先にした制度となることを願い、賛同します。(大石くみ・不登校から育ちを考えるひなぎくの会 代表・不登校を考える親の会ネットワークふくおか 代表 / 不登校の道案内サイト『未来地図』代表 / 保護者)
一人では悩むだけだった思いが、たくさん集まることで一歩前進し、こどもの未来が変わり始める兆しを感じます。(大花 愛)
すべての子どもたちのために、こうして声を上げ活動を続けてくださっていることに感謝しています。
子どもたちが何を感じ選択しても、安心して成長し暮らしていける世界を作っていきたいです。(小田 恵・保護者)
不登校と言われる状態にある子どもたちにも、学びの権利は保障されて然るべきです。しかし学習評価制度については、「不登校児童生徒」に限らず、もっと根本から検討を要するのではないでしょうか。(小野村哲・NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所理事長)
子どもは一様ではないけれど、子どもたちは立ち上がるためのエネルギーが必要です。そのために安心して過ごせる居場所が必要です。一様に評価しては、子供の居場所を奪います。丁寧なサポートをお願いします。(笠優子・退職者)
様々な立場の意見、とりわけ、当事者の意見は大切聴取し、反映して欲しい。でなければなんのための制度かわからなくなる。(片野晶子・高山市議会議員)
学校活動に参加しないこと、指導要領に沿った学習をしていないことが、子どもの「評価」につながっている現状を変えていきたい。教育だけではなく福祉からのアプローチも必要。不登校児だけではなく、全ての子どものウェルビーイングを支えてほしい。(かとうせいこ・不登校経験者、不登校児保護者、フリースクール型放デイスタッフ)
私は、南アルプス子どもの村中学校の校長として、この共同要望書に賛同します。
子どもたちと日々過ごしていると、「学ぶ」ということは、机に向かって勉強することだけではないと、あらためて感じます。人と関わったり、失敗したり、夢中になって何かをつくったり、畑を耕したり、時には何もせずにぼんやりしたり。そうした時間も含めて、子どもは育っていきます。
だからこそ、「学べているか」「どれだけ頑張ったか」を評価することが、子どものためになる場合もあれば、逆に子どもを追い込んでしまう場合もあると思います。
特に、不登校を経験している子どもにとって、「評価されること」や「高校入試で有利になること」が新しい学習制度の目的になってしまえば、「せっかく休めるようになったのに、また頑張らなければならない」ということになりかねません。
子どもに必要なのは、まず「学ばなければならない場所」ではなく、「そのままの自分でいても大丈夫だ」と思える場所なのではないでしょうか。
南アルプス子どもの村では、「まかせて、待つ」ということを大切にしています。大人が先回りして子どもの成長を評価するのではなく、子ども自身が「やってみたい」と思うのを待つ。失敗しても、寄り道しても、立ち止まってもいい。その中で、子どもは自分の力で動き始めます。
もちろん、学びたい子どもが学べること、その学びがきちんと認められることは、とても大切です。ただ、「学ぶ自由」を保障することと、「学んだことを評価して進学に有利にすること」は、同じではありません。
子どもが「学ぶ」「休む」「やめる」「もう一度やってみる」「評価を受けない」ということを、本当に自分で選べる制度であってほしいと思います。
制度をつくる大人が、「これなら子どもを救える」と思ってつくった仕組みが、子どもにとって新しい「頑張らなければならない理由」になってしまったら、本末転倒です。
子どもを制度に合わせるのではなく、制度のほうを子どもに合わせてほしい。
そのためにも、当事者である子ども・若者の声と、日々子どもと向き合っている現場の声を、制度づくりの真ん中に置いてほしいと思います。(加藤 博・南アルプス子どもの村中学校)
全ての子どもの権利が保障される学習評価となることを望んでいます。(金木 悠・特定非営利活動法人Woods代表理事)
文科省の意向は、地方に行けば行くほど、拡大解釈が進み過程や施策が本来の目的とズレていく傾向にあります 子どもの安全はもちろんですが、本件のみに関わらず自治体教育委員会任せにしないで欲しいと思います(上村一隆・ふくおかフリースクールフレンドシップ協議会 事務局長)
子供たちや、学校外の学び場や居場所づくりに関わる方々に、思わぬプレッシャーにならないような評価制度の設計していただけたらと思います。できることなら入試制度自体見直してほしいです。(川上亜希子・清泉女子大学 非常勤講師)
子どもの意思を尊重し、安全で公平な制度となることを願い、賛同いたします。(川上康則・杉並区立済美養護学校主任教諭)
評価・管理する学びのシステムから、子どもの内面の満足度や納得度を中心に据えた学びに変えて欲しい。(児島久美子・保育士、保護者)
「要望書」というかたちのアクション、大きな大事なスタートラインのご提示を本当にありがとうございます。この国のこども達のいのちと笑顔を守ること。それはこの国の何より優先される責務だと思っています。これまで見えていなかった景色は、見ようとしてこなかった景色だったかもしれません。けれど大丈夫、この国ニッポン、気づいたよ、ちゃんと目を向けるよとこども達に約束して下さい。大人のひとりとして、信じています。どうかよろしくお願いいたします。(古根川陽子・保護者)
学校に行かない選択をした子どもが学びの場に戻りたい、戻ると決めた時に、過去の選択が不利に働くようなことのない制度を望みます。学校という枠に当てはまらなかっただけでその子がその後の人生を後悔するような仕組みは、我々大人が取り除いていってあげなければいけないと考えます。そのための一歩として、今回賛同させていただきました。(小松亮子・保護者)
スクールソーシャルワーカーとして働いていた時から、子どもたちが、教育制度の中で、悩みながらもがいている姿をみて常に少しでも一緒に感じながら和らげていけることを考えていました。(齋藤 之・元スクールソーシャルワーカー)
高校入試や大人の評価に縛られず、子どもたちが焦らず無理をしない環境が最優先です。まずは心身の安心安全が確保され、自分らしく生きられる社会を望みます。(齋藤 純子・もばら不登校の親の会 あかりcafe)
当事者のことを想っての制度であることには深く感謝いたします。良かれと思っての内容でしょうが、要望書にある懸念は極めて大きいと率直に感じています。(齋藤眞人・立花高等学校校長)
不登校の子どもたち、特に経済的に困難な状況にある子どもたちが安心して過ごせる居場所や学べる環境があるとよいと思います。親として最も心配なのは、子どもの将来です。将来、自立して生活していけるのか、働くことができるのかという不安があります。学びの支援だけでなく、就労や社会参加につながる支援も充実してほしいです。また、なぜこれほど不登校の子どもが増えているのか、その背景や根本的な原因についてもしっかりと調査・分析し、必要な対策につなげてほしいと思います。(酒井淳子・保護者)
当事者として伝えたいことがあります。
我が家は姉妹でほぼ不登校ですが、最近少しずつ学校に行きたいという気持ちが出てきたようで、できる授業だけポツポツと行き始めました。(送迎ありきですが)不登校歴は長いので、その経験からわかったことは、まずは何の評価もされず安心して休める場所があることが一番大切です。それは親子共にです。心ゆくまで休み安心感に満たされた時、はじめて自ら動き出します。
学習はもちろんやらないよりはやったほうがいいし、親として心配ではありますが、まずは心身の健康が何より大切です。そういうものから完全に離れたからこそ見えてくる景色があるということを伝えたいです。休んでる中でもしっかり成長しているのです。(坂井翼・保護者)
二人の不登校の子どもの保護者として、子どもの学びの機会の確保という純粋な願いが叶わない場面を何度も経験してきました。学びの機会を守るための手段であるはずの制度が、いつしか目的に変わってしまい、苦しむ子どもに更なる困難を与えると言う悪循環にならないために、適切な専門家や当事者を巻き込んだ制度の構築を強く望みます。(坂本夏実・保護者)
子どもたちの安心できる居場所が損なわれることのないよう、制度の導入は丁寧かつ慎重に進めていただきたいと考えます。評価を望む子も、望まない子も、それぞれの意思や状況が尊重されること、そして教員や支援者に過度な負担が生じないことが重要です。子どもたちにとって本当により良い制度となるよう、現場で支援に携わる方々や子ども・保護者など当事者の声を十分に聴き、制度設計に反映していただくことを強く願います。(佐藤 愛・足立区議会議員)
子どもと保護者に裁量があるように見えても、結果的に不安が煽られるような文化を生み出すような制度は、子どもと保護者をさらに苦しめていく。ニーズの有無ではなく、サイレントストレスからの解放を保障する、子どもの育つ権利に根ざすことを主眼に置いた制度が必要と考えます。(嶋村仁志・一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事)
学校が苦しい子、合わない子がいる。その子達に合った学び方や場があるとも感じています。多様な学びが許容される社会、制度になっていくことを望みます。(鈴木典子・森のようちえん ふってもはれてもスタッフ、みんなの野外の居場所かぜのぐるり運営、保護者)
不登校児童が自ら学びたいと思えるようになるまでに、適切なサポート、時間がかなり必要なケースも多いのが現状です。今はただ「休む」ことが必要な子がいます。そこに何かの評価が入ることで子どもや親へのプレッシャーにならないように、支援者、そして元不登校児童の保護者としても切に願います。(瀬名香織・株式会社ユニポップル代表、NPO法人トナリノ(認可待ち)代表)
教科書的な話(知識)と、現場で起こっていることに乖離を感じています。大人が解像度を上げて、もっと深いところで、子どもと関わる必要性を感じています。(園田たきね・一般社団法人 サドベリースクールアルママ代表理事)
小5から不登校だった娘は、中2から再登校し、今は中3です。学校には行きたい。でも、学校に行くことで精いっぱいで、勉強とまではいかない日もあります。そんな姿を見ていると、「学びを評価して入試につなげる」ことが、親や子どもの焦りを強くしないか気になります。「やらないと高校に行けないよ」「やった方が有利だよ」。良かれと思ってできた制度が、いつの間にか子どもを動かすための“脅し”の材料になることもあるかもしれません。
不登校って、こうすれば回復する、ここまでできたら次へ進む、という正解があるものではないと思っています。だからこそ大人には、すぐに答えを出さず、正解のないものを眺め続ける力も必要なのかもしれません。学ぶことも、休むことも、今はできないことも。その子の自己決定が、評価や進路より先に守られてほしいです。(タジキナミ・analog dialog 学校教育と不登校情報@山陰)
不登校と十把一絡げに言っても、子どもたちは多様で不登校の原因も様々です。対応の正解もありません。子どもたち一人一人を見てその子に必要なことをやっていくことしかありません。エネルギーが枯渇して一度しっかり休むことでしか意欲も湧かない、セルフネグレクトの子どももいます。不登校の子どもたちの頑張りは学校から見えづらいので、評価されません。それを積極的に評価していこう、という動きには賛同しますが、これが入試制度などに直結することが更なるプレッシャーになり、自発的なエネルギーの再興を阻害してしまわないか、心配です。(竹下小百合・トーキョーコーヒー498諌早主宰、保護者)
様々な当事者の声、子どもたちの声をどう集めるのか、そこから考えて進めていただきたい。(田中あきよ・西宮市議会議員)
元不登校児童生徒の親として、フリースクールで子どもの育ち・学びに関わる者として、共同要望書に全面的に賛同しています。アクションありがとうございます。(田中歩・一般社団法人どんぐりと山ねこ舎代表理事)
一昨年の春、中3になった子どもが、全日制に行ってみたいと2~3カ月間、別室登校やテストを頑張りましたが、成績はオール1のままで、全日制は諦めた経験があります。本人の思いを後押ししてくれる仕組みがなかったのが残念でした。しかし、本人の意志を無視して、不登校になっている子どもをどんどん評価しようとするのも、怖いことだと思います。大人からは、何もしていないように見える時間でも、その子にとっては大切かもしれません。先生も全然足りません。
ぜひ当事者の声をたくさん聞いて、本当の意味で、一人ひとりの子どもたちを支える仕組みと、人員を確保してほしいと思います。(田中友子・保護者)
2003年から学校へ行きづらい子どもたちの支援をしています。子どもの権利条約に唱われている「子どもの最善の利益」とは何かということを考える必要があります。大人が善かれと思ってすることの8割は、子どもにとって新たな苦しみになります。それを避けるためには、子どもの声に真摯に耳を傾け、子どもたちの深い深い絶望や悲しみを受け止め、命がけのメッセージを社会の変革へと昇華させることが求められます。変わるべきはどちらなのかと頭を垂れ、小手先では解決しないことを肝に銘じて、再度検討をしていただくことを要望します。(とえだともこ・NPO法人子ども・若者サポートはみんぐ 理事長)
校内外の教育支援センターが評価(評定)の対象になり、安心して過ごせる「居場所」機能を失わない施策を国にはしてほしい。(道前弘志・太子町(兵庫県)教育支援センター支援員)
このままだと子ども・家庭、学校の先生、それぞれに新しい負担がかかるだけになると危惧しています。(得津秀頼・NPO法人D.Live副理事)
子どもの気持ち、考えを第一に!社会的「遠回り」も子ども自身の選択を尊重して寛容な社会を目指しましょう!(中山 博子・cafe Halos)
どんな人も得意不得意があり、それぞれの持ってるものを優越や負い目に変換する事なく、学びたい気持ちや知らない事を知る喜びから学校で学べている子どもはどれぐらいいるのだろう?競争や比較ではない、全ての子どもを含んで考えられた制度を望みます。(西山良子・保護者)
子ども達の生きる力を損なわない為、どんな選択をしても不利益になることのない社会を。(根本直子・保護者)
要望書を拝読し、すべて本当にその通りだと思いました。「学校」がどこまでも追いかけてくるあの感じ(恐怖感)、不登校から何十年経っても夢に見ます。追い立てられない環境で学びたいことが学びたい時に学べるようにと願います。(林 恭子・一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事/不登校経験者)
学びは本来、学年という一律の枠に沿って直線的に進むものではありません。戻ることも、立ち止まることも、別の道から学ぶことも、その子にとっての正当な学びです。制度によって新たな選択肢をつくるのであれば、利用しない自由、途中で離れる自由、評価を受けない自由まで保障されて、初めて本当の選択肢になります。その意味でも、制度の導入を急がず、当事者と現場の声を中心に据え、安全性と進路保障の両面から慎重に検討することを求める本要望書は、極めて重要な提言だと受け止めました。(日野公三・NPO法人 日本ホームスクール支援協会 理事長)
不登校の子の支援をしている当事者の保護者たちの声はとても意味のある言葉です。ぜひ当事者に寄り添って欲しいので、まずは親たち支援する大人たちの声を聴いてください。(平野かほる・保護者)
現行の評価は、そもそも子どものためにしているものとは思えない。ひとつのモノサシでみようとすると、その時点で多様な学びを認知できないのではないかと思う。(福田雪絵・保護者)
長年親の会を開催してきましたが、不登校の子どもたちが第三者の前に出ていけるまでには、家庭でどれだけの支えと時間が必要か、行政の方々に知っていただきたいと思います。子どもに直接かかわる前に、親の支援が必要です。(福本早穂・不登校ひきこもり相談室「こころのそえぎ」)
義務教育卒業しましたが、4年間健康診断を受けられていません。現在所属なく、取り残される年齢かと心が痛いです。いまだどこへも動けない子もいることも知ってほしい。(藤本晴子・保護者)
個別最適な学びを重視してほしい。登校できるお子さんと全く同じ条件で評定をつけるのはいかがなものか。小テストやノートまで提出物となるのは不登校のお子さんにとってハードルが高い。そのお子さんが家庭でできる学びの選択や、学べる範囲のなかの評価にしてほしい。学習が学校でのスピードよりも遅れてしまうのは不登校の家庭ではよくあることです。学校に通えていて学習ができるお子さんと学校で背比べのするような学びの評価ではないと思います。提出物などが足りないとか不登校のお子さんに無理をさせてもっと無理させてやらせるような言動があれば子供の負担が過度になり恐ろしいです。
評定の数字をつけることを目的としません。家庭学習では、みんなよりも遅れた内容で学んでいることもあります。遅れていたって、本人のペースで進められたことは評価になります。
個々に学べた内容を文書や、直接対面して言葉で認めてもらえたら充分です。
不登校になり、学習の退行、学習障害、学習無力症などもありますので、評価には個別対応が必要です。家庭と本人とよく話し合って、斜線でいいかどうかも予め、確認を取ってほしいと思います。慎重に対応してほしいです。(星真弓・府中ねくすとぐろーあっぷ)
とにかくこども達が苦しまないような制度を。(本田友理・不登校保護者・フリースクールスタッフ・トーキョーコーヒー)
そもそも評価によるプレッシャーや失望から不登校になる児童生徒も多いのですから、不登校に関わらずすべての児童生徒への評価制度について見直すべきと考えます。(曲渕紀子・(公社)長野県社会福祉士会福祉活動委員会子ども部会長)
ずっと思っていた声を上げてくださって感謝いたします。人に評価されず、自分で自分を評価し、自分の道を自分で決めて進む!!そんな子どもを増やしていきたい。(増岡日和・保護者)
フリースクールに通えているからいい、学校外の学びが評価されたetc..は、その良い評価を受けた人にとって良いものであったとしても、常に「フリースクールにも行けない」等マイナスの評価を受けてしまう子を生み出す危険性をはらんでいます。制度設計の際には、そのような危険性にも十分留意し、学校に行っている、行っていない、学校外の場で学んでいる、学んでいないという事を序列化しないような情報発信、社会の意識醸成を考えていただきたいと思います。(松島裕之・NPO法人ネモ ちば不登校・ひきこもりネットワーク副理事長/フリースクールネモ スタッフ代表)
小学校のときは不登校でも家でやっていた活動を教科に沿って通知表に書いていただけていましたが、中学生になって学校が定めた項目をできていないと全て評定不可になってしまいました(小中ともに支援学級)。どんな学びも学びとして認められる世の中になったら、子どもにも堂々と通知表を見せられるのになぁと思います。(MIKKO・不登校向けレジン教室講師)
要望書をまとめてくださってありがとうございました。
不登校当事者の保護者として、中学時代のこども達の思春期の心の揺れを間近で見て来たなかで、今回の制度がこども達や保護者に与える影響の大きさを懸念しています。みんなと同じ事が出来ていない自分を責め、そんな自分には価値がないと感じて、支えてくれる先生や保護者に申し訳ないとさえ思いながら日々を過ごしている可能性があるこども達が、この制度を知って「評価してもらえるなら頑張ってみよう」と思える動機になるのかどうか。逆に周りが期待しているのにやっぱり自分はそれに応えられないダメな存在なのだと自分をさらに責めることにつながってしまうのではないだろうか。そんなことを感じ、制度の運用を慎重に検討する必要があると強く思います。(峯村 怜子・長野県教育委員)
子どもの自由な意志を尊重することの大切さを教育関係者はもっと認識すべきだと思う。人間は教えて育つものではなく、自ら学んで育つものだから。(蓑田雅之・財団法人東京サドベリースクール評議員)
要望書を読み、自分が当事者であった頃、こうした理解、選択肢の明示があればと強く感じました。学校に戻れなければ死を以て償うしかないと思い詰めていた人間がここにもいます。(村山 奈緒美・不登校経験者、保護者、元飯田女子短期大学教員)
とても具体的で説得力ある要望書でした。賛同します。(山口正芳・フリーランス)
当放課後等デイサービスにも、不登校のこどもたちが通っています。学校の話しになると表情が曇ります。行きたい場所に行ける制度であって欲しいです。こどもたちの声をきちんと聴いて。対等な関わりでいてください。(山﨑由恵・(株)遊Being 放課後等デイサービスゆう取締役)
一方的な評価に繋げ、背伸びしすぎた高校に入ったとき、頑張りすぎることにならないか不安です。学校の人員を整えることから進めて頂きたいです。先生の負担、学校の負担は子どもにおります。それでも、今のままでは、まだまだ高校進学のために、無理して学校にいく子もいます。不登校でも、高校にいける可能性を作る仕組み、そして高校の柔軟性も早急に求められるのではないでしょうか?子どもはまってくれません。(山下敦子・保護者 子ども関係の仕事)
子どもたちが持っている学びの芽を摘まない政策を実行していかなくてはなりません。千葉市でも、不登校の学びの場(居場所)に通うこどものいる世帯への補助金申請に学校の出席を条件とすることに問題提起を行なっています。不登校支援において、まだまだ、関係者に対してこどものウェルビーイングに対する理解を進める必要があります。(渡辺忍・千葉市議会議員)
こどもが不登校になり、生きづらさをなくしたいという思いで始めた団体なので、このようにこどもの気持ちに寄り添った要望書に賛同いたします。不登校のこどもも、学校が好きなこどもも、誰もが自分らしく、教育を受ける権利が守られる制度であってほしいです。現状、不登校のこどもには、選択肢が不十分だと感じています。学校に行きにくくなると、居場所がありません。不登校のこどもへの理解が進み、学びが保障される制度ができてほしいです。(あわはぐ)
今の社会や学校では、これまで積み上げてきた勉強や知識、運動、活動などが「評価」という形になり、それが次の進路につながっていきます。もちろん、努力して積み上げてきたものがきちんと評価されることは、とても大切だと思います。
一方で、不登校の子どもたちにとって、その「評価」が必ずしも自信につながるとは限らないとも感じています。
学校に行けないことで、これまで積み上げてきたものまで見えなくなってしまったり、学校以外で学んだことが評価されるようになれば、今度は周囲から「不登校の方が得をしている」「ズルをしている」といった見られ方をしてしまったり。
そうした中で、子ども自身が「自分はちゃんとやれていない」「自分だけ違う」と感じ、自信を失ってしまうことがあります。
そして私は、そこがとても心配です。
不登校の子どもたちに必要なのは、単に「学校に行っていなくても評価を得られる仕組み」だけではなく、「今までやってきたことはなくならない」「学校に行けない時間があっても大丈夫」「ここからまた次へ進める」と思える仕組みなのではないでしょうか。
評価によって次へのチャンスをつくろうとした制度が、逆にプレッシャーになったり、自信を失わせたり、次へ向かうチャンスを削いでしまうことがないように。
何をどう評価するかだけではなく、そもそも「評価することが、その子の今と未来にどんな影響を与えるのか」というところまで、子ども本人の声を聞きながら丁寧に考えていく必要があると思います。(NPO法人COCORO CANVAS)
本人の意思確認という名目で新たな抑圧や負担とならないような配慮を学校はしなければならない。特に高校進学との関連で子どもの気持ちより進学を当たり前の様に優先した取組になる事が危惧される。要望書の様に高校入試への接続は慎重に検討されるべきである。(NPO法人フリースクール地球子屋)
「不登校だから」という考え方ではなく、子どもはどの子も自分がどう生きるかを決める権利があることを乳幼児期(できればマタニティ期)から親が学ぶ機会が必要だと考えています。(NPO法人本とジブン研休室)
不登校の相談を受けていて、学習の遅れや将来への不安から、保護者自身も追い詰められ、結果として家庭内で子どもが心から休まる環境を作りづらくなっているケースに出会うことがあります。成績評価は、保護者の不安を煽ってしまう可能性が否めないため、慎重に検証して欲しいと言う要望書に賛同いたします。(NPO法人みんなの居場所ありのまま)
不登校児にとって「休む期間」というのは重要であり、休むことによって学習したいという意欲もまた回復するものと考えています。評価をすることでより早期の復帰を図る現行制度案はやや性急であり、児童生徒や保護者の安心感を確保できるような修正を希望します。(NPO法人みんなの学び館 理事長 校長 福永千恵美)
家などで学習を積み重ねている子の努力を評価することはとても大切です。しかし、それぞれ状況のちがう子ども達。心が疲れて学習できる状態ではない場合、評価の軸が入ることで居場所の安全性が脅かされたり、大人の目を気にして無理をして状態が悪化してしまう恐れがあります。
評価は一律ではなく、子どもの状態をしっかり把握したうえで、子ども本人の意向を尊重し、するかしないか選択できるようにする必要があると思います。
また、学校外の学びを評価することは先生方にとっても負担になってしまうようにも感じます。
学校に行けなくなると"大人のよかれ"で子どもを追い詰めてしまうことが多々あります。それ、もうやめたいです。どうか政策に当事者の声を反映してください。私たちの見ている景色を知ってください。不登校をいろんな角度から見てみてください。こちらからは子どもを追い詰めないヒントが色々見えます。子ども達が制度の枠に苦しめられることのないよう、当事者の声を取り入れながら慎重に進めてほしいと思います。(カスミソウ自由登校を見守る会)
「不登校」は子どもの命をかけてせざるを得なかった学校への拒否。その意味を問わないまま「支援」という名の「支配」の手が伸びるのは、とても怖いこと。子どもはもう、評価されること、求められ続けることに疲れきっているのではないかな。(川越不登校親の会)
評価については、親子共に希望する方とそうでない方がハッキリ分かれること、子どもの不登校の長さや学習の程度も大変差が大きく、評価自体への関心の度合いも様々です。希望者にはフリースクール等での活動が何らかの形で評価されるとよいかと思いますが、その方法についてはもう少し議論を重ねていけたらと思います。(香こち-kokochi-)
当会の大きな事業として年に数回、中学校卒業後の進路説明会を開催しています。いつからでも進学できる高校が沢山あるのだから、焦らなくていいというメッセージを伝えたいからです。
保護者や周囲の大人が「高校に行かなければ」と焦る気持ちは、言葉にしなくても子どもたちに伝わります。そして、その思いが、すでに苦しんでいる子どもたちをさらに追い詰めてしまうことがあります。学ぶタイミングはそれぞです。私たちは、子どもたちを急かすのではなく、それぞれのペースで進路を選び、学んでいくことを見守ることのできる社会をつくっていきたいと考えています。(ちくご地域ユースサポート不登校支援部会)
子ども本人が置いてけぼりにならないように、政策にしても要望書にしても、子ども達がどう思ってるか、丁寧に確認しながら進めてほしいと思ってます。(デモクラティックスクールさいたまあみゅーず)
不登校支援の制度拡充には大変賛同いたします。一方で、子供の成長を「木」に例えるなら、枝葉(学力)や幹(目標)を支えるのは、何よりも「根(道徳・人間力)」の部分です。二宮尊徳や渋沢栄一などの先人に学び、「何のために生き、どう社会に貢献するか」という根本的な道徳教育の強化も不可欠だと考えます。今後、こうした人間教育のあり方について議論される機会があれば、ぜひ参加させていただけますと幸いです。(Dopeeps(ドゥピープス))
要望書の懸念事項は、ほんとにその通りだと思いました。言語化してもらえてありがたいです。
都市部とそうではない地域では、支援や情報の量、変化のスピードの差が大きいと感じています。住む場所や学校に行く・行かないに関わらず、すべてのこどもたちが必要な情報や支援を得られるような仕組みができることを願います。(特定非営利活動法人けいちくトイロ)
日頃よりご尽力いただき感謝申し上げます。不登校は問題行動ではない、その解決策は学校復帰のみとしないということが制度上明記されていてもなお、学校から距離を置くことは簡単ではないという子どもたちやご家庭の現状を、支援する立場から日々感じております。そんな子どもたちにとってまず保障されるべき権利は期限・条件付きではない「休息」、そして、その後、自分たちがどう生きていきたいか、何をどう学びたいかを決める主体が子どもたちにある、ということの明文化と認識の一般化だと考えます。無理に選ばない、参加しないも大切な意思決定の一つであることはまだまだ保障されていないのが現実です。
子どもに関わる制度設計を行う際には、当事者である子どもたちの率直な声や意思決定が、「大人の良かれ」に優先して保障されることを切に願います。どうぞよろしくお願い致します。(特定非営利活動法人たねの会)
子どもの学びたい意欲がそがれたり、子どもの安心安全が奪われるような評価制度は再検討していただきたいです(認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights))
私たちは、「不登校児童生徒の学習をどのように評価するか」という議論だけではなく、その前提にある「人は、どのように学ぶのか」という問いを大切にしたいと思っています。
人間は本来、「知りたい」「やってみたい」という好奇心を持ち、自分から環境に働きかけながら学んでいく生き物です。
だからこそ、子どもに学ばせることを考える前に、大人がどんな環境をつくるのかを考えたいと思います。
安心していられる。
自分の存在を認めてもらえる。
排除されない。
一緒に過ごせる仲間がいる。
そうした環境があってこそ、子どもは自分の好奇心を発揮し、「知りたい」「やってみたい」という気持ちから、自ら学び始めるのではないでしょうか。
不登校の子どもたちについて考えるときも、「どう評価するか」から始めるのではなく、
「この子は何に興味を持っているのか」
「何を知りたいと思っているのか」
「どんな環境なら、この子の好奇心が動き出すのか」
というところから考えてほしいと思います。
学習評価が、子どもの学びを支えるためのものであるならば、評価によって「学ばせる」のではなく、子どもが自ら学びたくなる環境をどうつくるかを、もっと大切にしてほしい。
子どもの「学ぶ力」を疑うのではなく、人間が本来持っている好奇心と、自ら学ぶ力を信じたいと思っています。
そして、その力が発揮されるための環境をつくることこそ、大人や社会の役割なのではないでしょうか。(HAYAMA 居場所プロジェクト)
日々、保護者の方々とお話する中で、とても大切なことだと感じています。賛同いたします。(不登校から育ちを考えるひなぎくの会)
不登校の子どもたちの声や、保護者の思いに触れてきた私たちは、
子どもの「いのち」と心身の安全を最優先にした制度となることを願い、
未来地図として賛同します。(不登校の道案内サイト『未来地図』)
不登校の子どもたちの学びや成長を見守り、支えていく仕組みが整えられることは必要だと感じます。
一方で、不登校は、子ども自身が学校を離れ、そこにある「評価の眼差し」から距離を置くことで、自らの心と身体を守ろうとする行動でもあります。
そのため、「学校外での学び」にまで評価の仕組みが持ち込まれることは、子どもたちにとって新たな評価の眼差しとなり、せっかく学校から離れることで得られた安心と安全のための時間や空間を奪うことになりかねません。
子どもたちの学びや成長を支える仕組みを検討する際には、「評価すること」ではなく、子ども自身が安心して過ごし、自らの意思で学びや人との関わりを選択できる環境を保障するという視点を大切にしていただきたいと思います。(フリースペース コスモ(NPO法人 文化学習協同ネットワーク))
学びが目的にならず、なりたい自分になるための手段であるためには、選択の自由が必要だと考えます。(ホームスクール錦ケ丘家庭学習Support)
こどもに寄り添う制度であってほしいです。子どもの権利条約にあるように、こどもの意見をしっかりと聞いて、最善の利益を考えてほしいです。(みなみ房総こども未来協議会)
学校やフリースクール、民間の居場所がもう少し連携が取れる事を望みます。(みんなの居場所『エノコログサ』)
皆と同じスピードで、進まなければならない強制感から脱して、一人一人の願いを叶える事を大切にしながら、共に学ぶ場を作って行けたならと願っています。追い立てられない学校。子ども時代を大人たちで作っていけますように。(夢みるにじいろステーション)
全ての子どもたちが必要なときに寄り道や休息しながらでも自信を持って自分の道を選び歩めるような制度を望みます。(わわわのわ)
不登校の原因、必要なことは子どもたちによって違います。都市部から地方へ引っ越しましたが、不登校に対する支援体制も理解もまだまだだと感じています。(匿名・保護者)
当事者の気持ちや状況を理解してくださっていることが感じられ、ありがたいです。(匿名・保護者)
中学校期間の欠席が高校進学に不利益にならないように制度を整えるということであれば、是非経験した当事者の声をきいて制度設計して欲しい。また、子どもたちのケアの視点も「評価」に含まれるなら、孤立がないように福祉専門職が丁寧にヒアリングをできる体制を整えることも必要(おとなと信頼関係を結べる「学校っぽくない」フランクな居場所は必須かもしれない)。ともかく子どもが何を求めてるか、制度設計において本人の視点が盛り込まれるのとが必要だと考えます。(匿名・保護者)
子どもは、誰でも学びたいという気持ちをもっています。それがうまくできなくて、苦しんでいる子どもがいる事もわかって欲しいと思います。(匿名・不登校支援親の会主宰、不登校児保護者)
私が不登校だったのはもう30年近く前のことになり、今の時代が全く異なっていると思いますが、子供たちがいつだって「自分は自分のままで良いんだ、焦らず一歩ずつできることをすれば良いんだ」と思えてほしい、そのための居場所であってほしいと願います。より良い制度になることを陰ながら願っております。(匿名・不登校経験者)
評価だけで生きている価値を表現できるものではないと思っています。今回の要望書に書かれていることを大切にしている場所や関わる人がいるということを知ってほしいです。(匿名・NPO法人代表理事)
この様な団体につながることができる親の方たちは良いのですが、地域で孤立して不登校を抱え込んでいる家族が心配です。(匿名・町議会議員)
多様な学び方が尊重されることを願います(匿名・子育てサークル代表)
居場所を利用している親子や、保護者相談で伺う中学生の話を聞く中で、不登校になっている中学生が、学校に行くのが辛く行きたがらない反面、将来に対し強い不安を感じていると感じることがありました。。そのため、「学校に行かなくてもいいよ」「好きなように生きていいんだよ」と強いメッセージを伝え続けても、将来に対する不安が消えるわけではないので、無理して学校に行こうとし、体調を崩した子もいました。そういうことからも、不登校になった子が将来について思い悩まないシステムと、不登校になっても将来の選択肢があること、正確なじょうほを本人に伝えてあげることの重要性を感じております。(匿名・居場所運営者)
不登校児童のみを担当する、専任の教員または養護教諭を配置し、児童や保護者の対応、学校との連携をする方法も検討して頂きたいです。不登校児童への対応は急務だと思います。制度を変えることは時間をかけて進めることなので、改正の間に、安全にすぐにできる方法を進めて頂きたいです。(匿名・不登校経験者保護者、不登校親の会スタッフ)
高卒認定では、「高校卒業」の学歴を認定してほしい。中卒のまま社会に出て行かなければならないことが、ひきこもり状態になる要因にもなっている現状があります。(匿名・支援団体連合の支部会長)
行政が学校外の学び場として準備している支援室や別室、これから開校される学びの多様化学校がどれも大人目線でばかりのカリキュラム、設備、ルールとなっています。なぜ当事者の子どもの声を聞こうとしないのでしょうか?国の政策に従って形だけのものを準備しても子ども達にとっては利用したくなるようなものはなく、全くどこにも所属できない虚しさを親としても感じるばかりです。民間の施設では利用も高く全て自己負担になるので利用できない家庭も多く家にいる子どもが圧倒的に多い。そうなると母親の負担はとても大きく親子で疲弊しがち。親子不和や家庭内不和が生じて悪循環が起きやすい。せっかく予算を使うのであればもっと当事者の声を聞いて反映してもらえるような仕組みを作ってもらえないでしょうか?(匿名)
要望書にも記載された内容となりますが、不登校の子ども達には学習支援よりも以前に、休息であったり、アイデンティティを確保できる環境などが最優先と考えております。また、「本当に自由な選択」を確保するための提案に強く共感しております。今回の要望書によって、不登校理解が深まる機会ともなれば幸いです。(匿名)
不登校の子や保護者は、高校進学を見据えて中学時代をどう過ごすか、早い段階から心配して落ち着かない日々を過ごしています。今休むべき子がしっかり休めるように、ご配慮いただきたいです。(匿名)
高校受験に調査書が必要になること、評価されるということそのものが、子どもたちや、保護者を苦しめている場合が多くあると思います。評価のシステムというものさしで、子どもたちを救おうとするのではなく、評価のシステムをなくす、多様化する、優劣をつけないようにするなどの工夫が必要なのではないかと思います。(匿名)
そもそも「学び」とは何か、「学び」の何を評価しようとしているのか、「高校入試に求められている学校での評価とは」等、不登校のこども達だけに関してだけでなく、再検討する必要があるのではないかと感じています。本人のことをよく知らない人間が評価するのにも無理があります。単なる教科学習の進度であれば、本人の希望で提出する評価の仕組みがあればいいとも思います。「評価」の在り方に関して今後も検討を重ねていただきたいです。(団体の中の個人の意見です)(匿名)
日本の教育が変わるときを共にみさせていただきたいです。
このような機会をありがとうございます。(匿名)
私たちは、日々、不登校の子どもたちや保護者の声に触れています。
子どもの声や思いを置き去りにすることなく、
一人ひとりの心身の安全と「いのち」を最優先にした制度となることを願い、賛同します。(匿名)
メディア掲載一覧

・しんぶん赤旗:2026年9月9日(水) 紙面
進捗報告
⚫︎10月5日 共同要望書が、中教審の会議で取り上げられました(クリックして詳細を読む)
10月5日の中央教育審議会・教育課程部会で、私たちが8月31日に提出した共同要望書について、カタリバの今村委員から言及がありました。評価と高校入試との接続や、休むことを選んでいる子どもたちの居場所が守られるのかという懸念が取り上げられ、当事者団体や支援団体との対話を進め、当事者団体や支援団体が制度の開発に参加することの重要性が述べられました。
共同要望書と、私たちが伝えてきた懸念を会議で取り上げてくださった今村委員に、心から感謝申し上げます。また、これまで本件についてご対応いただいている文部科学省の皆さまにも、厚く御礼申し上げます。
子ども・若者、保護者、支援者、教育現場、専門家が継続的に参画し、その意見が制度設計や運用の改善につながることを願っています。
今回のご発言が対話の機会につながることを期待しています。私たちも、子どもたちや現場の声をお伝えしながら、共同要望書でお伝えした課題について、具体的な対話を重ねていきたいと思います。
声を寄せ、賛同し、ともに取り組んでくださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。
皆さまと届けてきた声が審議の場で取り上げられたことを、大切な一歩として受け止めています。
引き続き、子どもたちのために、ともに考え、取り組んでいきましょう。
※発言内容は傍聴メモに基づく要旨であり、逐語引用ではありません。
⚫︎10月15日 パブリックコメントの提出を呼びかけました(クリックして詳細を読む)
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