コドモギルド⑥ 最終日
9/10はコドモギルドの活動最終日でした。
「盗まれた自転車を探して欲しい」という依頼に、2ヶ月かけて取り組んできたコドモギルドメンバー達。
いよいよ依頼者さんに報告しなければならない日がやって来ました。
これまでメンバーがやったことは、
・依頼者さんから詳しい情報収集。
・大学の駐輪場内での捜索活動をした。(→見つからず)
・盗難届をもう一度出せないか警察に電話し確認。(→結果出せないと言われる)
・放置自転車保管所を調べ、自転車を探してもらうために電話で問い合わせ。(→自転車は見つからず)
・リサイクル自転車を販売しているというシルバー人材センターに電話。(→今はやってないらしい)
・自転車が盗まれた現場の管理会社に電話し、防犯カメラを見せてもらえないか交渉。(→見れなかった)
・ポスターを作り、大学内のコンビニや食堂、生協などで貼ってもらえないか各場所に出向き交渉。(交渉成立)
こんな風に、あれこれ手を尽くしましたが、結局自転車は見つかりませんでした、、、。
だけど、最終日も最後の最後まで、チラシをできるだけ多くの場所に貼ってもらえるように、汗だくになりながら大学内を駆け回るメンバー。
Facebookでもう一度呼びかけてみようと、一生懸命文章を考えるメンバー。
依頼者さんがもう2度と自転車を盗まれないように、防犯対策について調べて資料にまとめてきたメンバー。
残念な報告をしなければならなくなりましたが、これがメンバーたちの依頼者さんへの誠意なのだな、、、と感じました。
望んだ結果が出せなくとも、自分たちの出来る最善を尽くす。
そんなことを教えてくれました。
そしてその熱意は色んな人に伝わり、協力者が生まれるということも学びました。
そんなメンバー達の報告を受けて、依頼者さんはとても嬉しそうに言いました。
「こんなに色々と私のために頑張ってくれてありがとうございました。」
メンバーたちはこの活動を通して、何を感じ何を学んだのでしょうか、、、。
きっと一人一人、葛藤してきた事も違えば、学んだことも違うことでしょう。
それでいいのだと思います。
悔しい思いや、もどかしい思いも、挑戦したからこそ得られた大切な経験です。
動けば何かにぶつかることが出来る。
ぶつかれば何かを学ぶことが出来る。
私たちスタッフも同じように沢山の壁にぶつかり、沢山のことを学ぶことが出来ました。
メンバー一人一人との出会いにも感謝しています。
一人一人から溢れ出る魅力が素晴らしく、もっともっと一緒に過ごしたいという気持ちになりました。
参加してくれた皆さん、協力して下さった埼玉大学の皆さん、依頼を出して下さった住民の皆さん、ほんとにありがとうございました!!!
大学内の売店のレジにて交渉中。
大学内のレストランの店員さんが、他の食堂にも交渉してくれると協力的で感動。
守衛室のおじさんにも交渉中。この後なんと大学の総務課にも交渉。そして、まさかの交渉成立!
大学のいたる所に貼ってくれてます。
男子達はFacebook記事をノリノリで考え中。
こういうおふざけへのエネルギーはハンパない(笑)。ある意味すごい。
自転車の盗難事情までちゃんと調べてきてくれました。
昼食を食べたレストランの間違い探しに相当な時間とパワーを費やす。
最後はアイスで打ち上げ