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休校明けの子ども達にいま大人ができること/5月31日オンライン講座

=令和2年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業=

参加される方は https://tomarigi-online2.peatix.com/ にてチケットを購入ください。

新型コロナウィルスによる休校期間が延び、学校再開の声も聞こえる中で、

保護者からの悲鳴にも近い声が聞こえるようになってきました。

「学校からの課題を子どもにさせようとすると、ケンカばかりで虐待に繋がりそう。」

「子どもが外に出ていると教育委員会に通報が入ったり、先生が見回ってたり。外に出づらい空気があって、、、。」

「子どもが前より甘えるようになったり、泣き叫ぶようになって、ずっと一緒にいるとイライラしてくる、、、。」

「今はいいけど、学校が再開したらどうなる?」

また不登校、ホームスクーラーの親御さんからは、

「休校明けはなんとなくザワザワする」

「家庭で育つ子に親ができる関わりって?よりよく付き合うヒントが欲しい」

という声も頂いています。

また学校現場の先生は、緊急事態下で子ども達をどう迎えたらいいか? 

今まさに悩まれているのではないでしょうか?

<こんな方に向いています>

☑︎長引く休校や学校再開で、子どもと無理なく付き合うヒントが欲しい親御さん

☑︎家庭で育つ不登校やホームスクーラーの子達と、よりよく付き合うヒントが欲しい親御さんやフリースクールスタッフ

☑︎学校再開でどう子ども達を迎えたらいいのか悩まれている学校現場の先生方

☑︎そのほか、興味のある方

報道によると、18歳以下の悩み相談に応じる「チャイルドライン」への相談は、前年比⒉4倍に増えたそうです。

現在のコロナにおける長い休校や外出自粛の状況は、震災の時などの危機的状況に置かれた子ども達の状況に近く、

また不登校の子ども達の初期の状況や、病院内学級の子ども達にも似たところがあります。

私たち大人はこの危機にどう対応して、自分をケアしつつ、子ども達と付き合っていけばいいのでしょうか。

また休校明けの子ども達の何を気をつけて家庭や学校で付き合っていけばいいでしょうか。

引き続き家庭で過ごす子ども達には、どんな関わりができるでしょうか。

ドラマ『赤鼻のセンセイ』のモデルにもなり、NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』にも出演され、病院内学級で学校に継続的に通うことが困難な子ども達へ関わってこられた副島賢和さん。

IPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)前東アジア副代表で、『危機的状況における遊び 子どものくらしに関わる人のためのガイド』の日本語訳にも関わり、国内外の冒険遊び場(プレイパーク)の現場に立ち続け、子どもや親御さんを「遊び」の側面で見守ってきたプレイワーカーの嶋村仁志さん。

2人に共通するのは、子どもが発する「今」を敏感にキャッチして、受けとめ、子ども達が「安心」できる形で返せる「プロフェッショナル」な力です。

2人がそういうことができるのはどうしてでしょうか?

それは2人が理論と長い経験に裏づけられた、

「子どもの世界に上手にお邪魔できる人」だからではないかと思っています。

子どもが不登校になったことをきっかけにホームスクールで子ども達を育て、学校外で育つ子ども達の心理的・物理的なインフラづくりを進める「多様な学びプロジェクト」代表の生駒がモデレーターとなって、

2人の対談を通して、いま共通して見えている課題と、今のような危機的状況で、保護者や教育者が、どんな風に子ども達と関わったらいいのかのヒントを、2人から探っていきたいと思います。

難しい、専門的な話ではなく、今すぐ持ち帰ってできるエッセンスも用意します。

また質問の時間も用意しておりますので、皆さんが今聞きたいことを、登壇者に直接聞くことができます。

ラジオのように、顔出し声出しなしの参加も可能です。

当日予定が入ってらっしゃる方も、お申込みいただいた全員に、対談の動画を後日、Peatixメールにてお送りさせていただきますので、後日ゆっくりご視聴ください。

またいただいた参加費の一部は、『多様な学びプロジェクト』主催の子ども向けワークショップの参加費の減免制度に充てさせていただきます※。

<登壇者>

・昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授・学校心理士スーパーバイザー・昭和大学附属病院内学級担当 副島賢和 さん

・TOKYO PLAY 代表/前IPA東アジア副代表/NPO法人日本冒険遊び場づくり協会理事 嶋村仁志 さん

<モデレーター>

・FUTURE DESIGN(多様な学びプロジェクト) 代表 生駒知里

▼詳細

日時: 2020/5/31(日) 10:00~12:30(ルームは9:50より空いています) 

会場: オンライン(申し込まれた方にURLをpeatixの視聴ページにてお伝えします)

参加費:早割(限定枚数)アーカイブ動画付き 1200円

    前売(アーカイブ動画付き) 1,500円 

    通常(アーカイブ動画付き) 2,000円

※とまり木サロン会員(マンスリーサポーター)は月1,000円で本講座も参加でき、過去のオンライン講座も見放題です。 

▼注意事項

※欠席された方やサロン会員向けに当日の画面は録画いたします。顔出ししたくない方は画面をオフにしてご参加ください。

※初めての方は講座開始時間前にご参加ください。PC、モバイル端末にアプリがダウンロードされます。

<スケジュール(変更する可能性もあります)>

10:00 主催者挨拶

10:05 ブレイクアウトセッション

10:10 嶋村さん「危機的状況下で子ども達が遊ぶことの意味と、遊びがもつ重要性について」

10:25 副島さん「危機的状況下での大人の関わり方について」

10:40 生駒「家庭で育つ子ども達から見る遊びと学びの繋がりと、親の自己受容」

10:50 お2人の対談

11:25 質問を交えながら対談

11:50 クロージング

12:00 残れる人はブレイクアウトセッションで振り返り会

12:30 終了

■ゲストスピーカー

●副島 賢和 そえじままさかず(昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授・学校心理士スーパーバイザー・昭和大学附属病院内学級担当)

1966年福岡県生まれ。昭和大学大学院保健医療学研究科准教授、昭和大学附属病院内学級担当。学校心理士スーパーバイザー。大学卒業後、東京都の公立小学校教諭として勤務。1999年より東京学芸大学大学院にて心理学を学び、2006年より8年間、品川区立清水台小学校教諭・昭和大学病院内さいかち学級担任。「ホスピタル・クラウン」。2009年ドラマ『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ)のモチーフとなる。2011年『プロフェッショナル仕事の流儀』(NHK総合)に出演。著書に『あかはなそえじ先生の ひとりじゃないよ:ぼくが院内学級の教師として学んだこと』(学研教育みらい)、『赤はな先生に会いたい!』(金の星社)など。

▼参考記事

・新型コロナで休校中の子どもたちに、いま大人ができること

・涙も笑いも力になる

●嶋村仁志 しまむらひとし

1968年、東京都生まれ。

1996年から羽根木プレーパーク(東京・世田谷)でプレ―リーダーとして子どもと関わる仕事に就き、これまで国内外の遊び場の立ち上げや人材育成等に関わる。前IPA (International Play Association)東アジア副代表(2005~2011)。「すべての子どもが豊かに遊べる東京」を掲げて、一般社団法人TOKYO PLAY を設立。代表理事。9歳と4歳の子の父。

▼参考記事

・やりたいことを目いっぱいやって失敗した。その経験が「折れない心」を育てる https://kodomo-manabi-labo.net/hitoshishimamura-interview2-04

・危機的状況における遊び 子どものくらしに関わる人のためのガイド』 https://www.ipajapan.org/playincrisis

■主催者・モデレーター

生駒 知里(『多様な学びプロジェクト』の運営団体FUTUREDESIGN代表)

神奈川県川崎市在住。2歳から14歳まで6児の母。

「孤独な子に寄り添える大人になりたい」と『川崎市子ども夢パーク』のオープニングスタッフに。出産を機に退職。長男が小1の秋から学校を「辞めた」ことで焦りや不安を感じる日々を過ごし、不登校家庭の心理的・物理的ケアが少ないことを身をもって経験。

「誰もがあきらめない社会」を目指し、子ども達が街を居場所・学び場に活動し「不登校」の社会のイメージを変える『多様な学びプロジェクト』を2017年より始める。上の4人はホームエデュケーション、フリースペースなど学校外の学びの場で育っている。全国の団体や施設と連携して、子ども達の居場所を可視化するとまり木マップを作成中。

・多様な学びプロジェクト

・とまり木(マップ)

▼参考記事

・NHK放映「不登校、その先を考えてほしい」

・東京新聞「こんな時だからこそ!休校中の親子をサポート」

(文中注※)子ども向けワークショップ減免制度について

学校外で育つ子ども達には国からの公的補助がないため経済格差が教育格差になりやすく、私たちは「誰1人取り残されない社会」を目指して子ども向けワークショップの「減免制度」の導入を目指しております。

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