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【ご報告】「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」2022年国内助成に採択されました





いつも「多様な学びプロジェクト」の活動にご参加、応援を頂き、ありがとうございます。


パナソニック株式会社による「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」国内助成の助成先に、当団体が採択され、12月15日に正式発表されましたので、ご報告申し上げます。


パナソニック株式会社による同助成金は、日本国内の貧困の解消、または貧困と関連のある問題の解消に向けて取り組むNPOの組織基盤強化を応援することを目的としています。


2022年募集事業では、新規助成への応募件数22件の中から5件、継続助成への応募件数8件の中から4件、助成総額1,421万円が助成対象事業として選ばれました。

多様な学びプロジェクトは新規助成団体の一つとして採択されました。

採択について、以下の推薦理由が記載されています。


【推薦理由】

本団体は、不登校の子どもをもつ保護者が中心となり、2017年から子どもたちが学校以外で過ごす場を豊かにするための活動に取り組んでいる。


不登校の子どもたちは近年増えているが、フリースクールに通っている子どもは少なく、ほとんどが家庭で過ごしている現状がある。日々接する大人が家族だけでは、問題を家庭内で抱えがちになり、地域からも孤立しやすい。また子どもの体験や教育の格差が将来的に与える影響も懸念される。不登校の子どもが陥りやすい「貧困の連鎖」や「関係の貧困」は、今日の社会においては喫緊の課題となっている。


本団体は、プレーパークやカフェ、児童館などを不登校の子どもたちの新たな居場所として地域に創出・紹介するマッチングサイト「とまり木サイト」の運営に取り組んでおり、独自性もあり、非常にユニークである。このような「支援をつなぐ」役割は、今後さらに必要とされるだろう。


本団体は、高まるニーズから財政規模も着実に伸びており、この機会に組織診断を行い、基盤を強化するには良いタイミングと言える。本団体の課題の一つとしてメンバー間のミッションの共有が挙げられているが、さらに激変するコロナ禍では、ミッションの創造的な摺り合わせが必要な時期でもある。コンサルタントの協力を得つつ、自分たちの主体性を大切にしながら組織づくりに取り組むことを期待したい。


(パナソニック株式会社ウェブサイト「国内助成 2022年募集事業 助成団体概要」より抜粋)


学校を離れることに端を発する子どもたちや家族の孤立を防ぎたいというのが私たちの願いです。

「街のとまり木」=「多様な学びの場」をつなぎ、すべての子どもたちが豊かな子ども時代を育つことができる社会をつくるというミッションを実現していくべく、助成元の支援をいただきながら基盤の強化を図っていく所存です。


引き続き、応援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 多様な学びプロジェクト 代表 生駒知里



「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」


▼概要


▼推薦理由・団体概要

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