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【開催報告】「ソーシャルワークの基本!『ストレングスモデル』を第一人者から学ぶ


3月5日(日)、オンライン講座「ソーシャルワークの基本!『ストレングスモデル』を第一人者から学ぶ@オンライン・アーカイブ動画付 」を開催いたしました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



こんにちは!

オンライン講座裏方スタッフの土橋です。


今回の講座は、今やソーシャルワークの基本となっているストレングスモデルを学ぶ基礎講座でした。

講師は、ストレングスモデルの国内第一人者、『ストレングスモデル[第3版]―リカバリー志向の精神保健福祉サービス』の監訳者、早稲田大学名誉教授の田中英樹さんでした。



*告知ページはこちら


▶今回の講座は・・・


「初めて触れる人にも基礎からわかり、

ベテランのソーシャルワーカーが現場で実践する際の疑問にも直接答えていただく欲張りな内容になっています!」


上記は、本講座の案内にあった一文ですが、まさにその通り!の内容でした。

これは、「基礎知識のない私もわかった!」という保護者の方のご感想がいくつかあったことからも、そう言い切れると思っています。


参加者は、保護者さん数名の他、ベテランのソーシャルワーカーさんが数名いらしたり、さまざまな支援職の方であったり、私のような公的資格のない居場所の運営者がいたようです。

いつもの支援者講座の参加人数よりはだいぶ多かったです。



▶この講座に参加して

ストレングスモデルとは何か?について、初めての人にもわかるような説明するところからはじまりました。


そして、対象者の「問題」や「できないこと」を、治していくということよりも、その方の「できること」や「したいこと」を尊重した、QOL(生活の質)をあげていくためのかかわり方を、非常に簡単にご教示いただきました。


また、1つの事例が提示され、その例について、教わった理論を数グループに分かれて議論してみるという、ワークもありました。


グループワークの時に、事例検討なれしていない私は少し戸惑いましたが、一緒にワークに参加された方々との意見交換は、現場に出ている方々だからこそ出てきそうなコメントが多くて、とても参考になりました。


また、講座受講後には、講座資料の中にあった、個別アセスメントの表は、さっそく自団体の子どもの状況整理に使ってみました。


ストレングスモデルで支援する話とは少しずれますが…

地域社会に住む誰もが、さまざまな社会課題に対して、何かしらの形で地域の力になっていけるのだろうな、と私は感じました。地域社会の潜在的な力はきっとスゴイと思ったのです。


この潜在力を活用させてもらい、不登校の親子のサポートする団体を運営している私は、常々の人手不足に対して、地域の方々が気軽に手伝ってもらえるような「お手伝いシステム」を作ってみたいと考えたのです。

これは、田中先生がまとめとして話題にしていた「宮古島の地下ダム」でのお話にあった、「どんな場所にも資源はある」というメッセージがこうした発想につながったように思います。


今回のストレングスモデルの講座は、シンプルな内容なのに、とてもとても学び多い講座でした。


▶講座に参加された皆さんの声


いただいた感想より 一部ご紹介いたします!


グループワークで意見交換しながら、強みを見つけ考える演習ができたのがとてもよかったです!

それぞれの立場・環境でなんらかの支援にかかわっておられる方たちだと思いますが、興味深い大切な視点をたくさんシェアしていただけました! アセスメントの考え方で強みや資源を発見していくと希望が見えてくると思いました!(保護者)


ストレングスモデルやストレングス視点について、SWや支援者だけでなく、多くの人に知って欲しいな、と思います。知っていることで、自分が課題を抱えた時、家族や周りの人が課題を抱えた時はもちろん、普段の生活のなかでも役に立つと感じます。

また、翻訳の裏話し、過去の対応事例などもお話いただき、とても勉強になりました。(支援者/医療・介護)


専門家でなくてもわかるように、ご経験を交えながら、やさしい言葉でお話いただいたのが良かったです。

ストレングスモデルの理念は、専門家だけでなく、どんな立場の人にとっても大切だと心から感じました。また、先生のわかりやすくやさしいお話、お人柄も含め、多くの人達に知ってもらいたいと思いました。(保護者)


ストレングスモデルの用い方がとてもわかりやすく、すぐに実践にうつせそうだと感じました。

悪いところばかりに目がいってしまうことは、誰しも経験していると思います。それに歯止めをかけるストレングスモデルの知識を、支援者として共有したいです。(支援者/教育行政)



ストレングスモデルという言葉自体初めて知り、全くの無知識での受講でしたが、グループワークにも参加させて頂く事で(見せて頂く状態でしたが)、ストレングスモデルで大切にしていかなければならない部分とSSWさんの役割がより理解が深まりました。

また、ストレングスモデルは、福祉の分野ですがその本質は、全ての人にも共通しているように思いました。その人自身を認める事や出来ないと最初から決めつけない、本人が意思表示をしてきたら手を差し伸べる。支援者側の押し付けにならないようにする。これらの考え方は、どのような人との関わりにおいても共通していると思います。(保護者)



アンケートにご回答いただきありがとうございました!



<こちらの講座のアーカイブ動画視聴ご希望のかたへ>

とまり木オンラインサロン内にてアーカイブ動画を共有しています。

サロン内で、他の参加者・登壇者のみなさんとも感想シェアができます。 月額1,980円で過去のオンライン動画が全て見られる他、

毎月のオンライン講座も無料で受講できます。

とまり木オンラインサロンの詳細・お申込みはこちらから

 

★開催予告★


2023年3月18日 (土) 13:00 - 15:00

「不登校」からの自分らしいキャリアの拓き方~売れっ子Webライター・フリーランスから起業家へ(録画動画付)


2023年04月08日 (土) 14:00 - 16:00

「直伝!実践のための「夢みる小学校」〈学び〉のつくり方 深堀り連続講座② オンライン・アーカイブ動画付」


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みなさまとお目にかかれますこと、楽しみにしています!





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