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ここから世界へワークショップ 第4回「みんなのアフリカ」

▼ここから世界へワークショップ 第4回「みんなのアフリカ」

「ここから世界へ」のワークショップは、多様な学びプロジェクトと開発教育協会(DEAR)が共同で開催しています。「アフリカ」をテーマに全5回の講座の第4回「みんなのアフリカ」を12月10日(木)に開催しました。



▼チャレンジ紹介!

3回目まででいろいろ学んだアフリカについて、みんなが、もっと知りたいな、と思って調べてきたことをグループで紹介しました。高学年グループは、自分でスライドをつくって発表してくれました。


アフリカが、ヨーロッパ各国の植民地だったことを知り、その時代にどんな影響があったのか、そしてどんな料理があるのかを調べて、実際に作ってきてくれた人がいました。


ガンビアのトモダ(ピーナッツのシチュー)

ソマリアの主食のアンジェロ

モザンビークのフランゴピリピリ

どれもとってもおいしそう、そして本当においしかったそうです!料理を作ってみて、アフリカにはどんな発酵料理があるのか、気になったそうです。ワッキーさんからは、最近、アフリカでも納豆が流行っているという話も聞けました。


それから、日本がアフリカに援助していること、特に、米を作る技術や、水をきれいにする技術の支援をしていると調べてくれた人がいました。援助しているのは政府だけではないこと、そして日本も戦後援助をしてもらっていたこと、東日本大震災の時にはほかの国からたくさん助けてもらったことを調べて、お互いに協力し合っていることに気づいたと発表してくれました。

さらに、アフリカのGDP(国内総生産)について調べてくれた人もいました。アフリカ全体でGDPが伸びていると聞いて気になって調べてみたということです。そして、その国の通貨で見ると増えているけれど、ドルにすると違って見えることも説明してくれました。通貨の価値ってなんだろう、という話になりました。アフリカのGDPは上がっているけれど、それでも「貧困の人たちがいる」という最後のスライドに、はっとさせられました。GDP=みんなが豊かになるわけではないのか、GDPが増えているのは人口が増えているからではないか、など新しい疑問も生まれてきました。


低学年・中学年グループでは、カカオからチョコレートがどうやってできるのか、やカカオベルトについて調べてくれた人がいました。またアフリカが輸出しているもの、輸入しているもの、日本から何が一番多く輸出されているのか、アフリカ各国の輸出品の総額などを調べてくれました。国によって輸出するものや金額が異なること、ボツワナでダイヤモンドの生産量が多くでも意外と稼げていないのはなぜだろう、などの疑問が出ました。

それぞれ、本やインターネットで調べたり、お父さんに手伝ってもらった人もいました。みんなの調べるチカラ、疑問を持つチカラに圧倒されました。そしてほかの人の話を聞いて、さらに気づいたことや疑問が膨らんできました。「みんなのアフリカ」への興味や関心、疑問がどんどん増えて書ききれないくらいになりました。



▼それぞれのチャレンジを聞いて共有しました。


低学年・中学年グループ


高学年グループ


▼お楽しみ!動物クイズ

そして、最後は、お楽しみのナンシーからアフリカの動物クイズ!

みんなでイボイノシシの「イボスケ」を呼びました。

今回の質問は、四国ほどの大きさの国立公園に何種類の鳥がいるか?答えは500種類!

日本にいる鳥は600種類というので、びっくりですね。




いよいよ、次回は最終回。なんと、アフリカと直接つないでゲストと話します!

お楽しみに!

(中村 絵乃)

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