8/29「不登校・ひきこもりの子どもが一歩を踏みだすとき」開催報告
『多様な学びプロジェクト』では、「学校ムリでも大人になれますか?」と題し、6~8月にかけて、毎月不登校への理解を深めるオンライン講座を開催しました。
シリーズ3回である8月29日(土)は、不登校相談50年のキャリアを持ち、今も子育て相談室「モモの部屋」でカウンセリングを続けている内田良子さんに登壇いただきました。

8月のゲストスピーカー・内田良子さん
今回も100名を超える参加をいただきました。当日のチャットコメントからは真剣さや切実さが伝わってきており、この問題への関心の高さをあらためて感じました。
(内田さんの詳しいプロフィールについて詳しくはこちらをご覧ください。) 【オンライン講座「不登校・ひきこもりの子どもが一歩を踏みだすとき」8/29開催します!】
前半では、内田さん自身の経験に基づき、不登校の「これまで」と「今」が語られました。
・「登校拒否」と言われていた時代のこと ・子どもの心と身体の関係 ・子どもが学校に合わないのではなく、学校が子どもに合わない ・どうして学校に行かないのかを理解することの大切さ
後半は、「今、どうしたらいいのか」を悩む参加者との対話的相談の時間となりました。
常に相談者の立場に立ちながら、悩みをほぐし、相談者自身が考えるきっかけを手渡していく内田さんの語りは、そのまま保護者が子どもに接するときのヒントにもなっているように感じました。

(最後に顔出しOKな皆さまと記念撮影♪)
<参加者の声> 「家にいる子供に接するときに大切なことをたくさん学ぶことができました。」
「内田先生が柔らかく温かく、受け止めて下さる中に、鋭い一言がたくさん散りばめられていて、素直に受け止められました。」
「直接お話聞く機会がない内田さんのお話をナマで聞けたのはオンラインのおかげです。企画をありがとうございました。」
「一番心に残ったのが『子供には休む権利があるんだよ。あなたの都合によって休むことが出来るんだよ』と子供に伝えることが大事だというところ。学校は行かなくては行けないところ、楽な方に逃げてはダメだ、などと言われて、それが当然と思って生きてきました。私も学校に行くのがしんどいと感じる時が度々あったけど行くのが当然だから休めなかった。そして大人になれば、その事について考える事もなかった。我が子が学校を行き渋るようになり当時の気持ちが甦り、そして不登校になってようやく学校って何だろう?楽な方に逃げるっなんだろう?って初めて深く考える事になりました。多分、多くの大人は同じように育ってきているから、我が子が不登校にでもならなければ子供達の置かれている状況に気付けないのではないのでしょうか?不登校の保護者に限らず全ての大人達に知らせたい内容だと思いました。」
※内田さんの回については、オンラインサロンにも感想をお寄せいただいています。 深めていただけていること、主催者としてもとてもありがたく感じています。
悩んでいる人は一人ではないということが実感できます。
ぜひ、アーカイブ動画をご覧いただけたらと思います。
アーカイブ動画は「Tomarigi Online (とまり木オンラインサロン)」に入会いただけますと何度でも視聴いただくことができます。入会金無料、月会費1,000円で過去のオンライン講座のアーカイブ動画が全て視聴し放題の他、内田良子さんも参加される毎月の「オンライン保護者のためのおしゃべり会」や、毎月のオンライン講座も会費のみで受講できます。
過去の講座および今後のオンライン講座も会費のみで受講できます。 (オンラインサロンはフェイスブックを利用しています。) 講座の感想やホームエデュケーション、多様な学びについて仲間とシェアできるとまり木オンラインサロンは、いつでもメンバー募集中です。入会はこちらから https://peraichi.com/landing_pages/view/tomarigi-online
★次回予告
9/26(土)14:00~16:00
もう不登校で悩まない、「おはなしワクチン」の蓑田雅之さんをスピーカーとしてお招きします。

出かけるのが難しい人にこそ届けたいという思いで、多様な学びプロジェクトではオンライン講座を企画しています。当日欠席される方には録画動画をお届けいたします。 申し込みページ https://tayounamanabi20200926.peatix.com/
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