【開催報告】「叱る」ことから自由になろう 「叱る」に悩むすべての保護者・先生へ
講座終了時に 顔出しOKしてくださったみなさんと 記念撮影をしました!
こんにちは!
《オンライン講座裏方スタッフ・タナカ》です!
私自身 子どもを叱って言うことを聞かせたり(やりなさい!) 叱って行動を促したり(早くしなさい!) していた時期があります!
自分自身が子どもを叱りながらも
子どもを叱っている他の大人を見た時には
「叱るよりちゃんと理解させたほうがいいのに・・・」
そんな風に思っていました。
しかし
自分の子どもには叱ってしまうという・・・
《叱る》のフシギに疑問を抱いていました。
ですが! ついに!
この講座に参加して
《叱る》を手放すための第一歩を
踏み出せたように思います✨🥰
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12月18日(日)のオンライン講座 『 「叱る」ことから自由になろう 「叱る」に悩むすべての保護者・先生へ 』
無事開催することができました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
*告知ページはこちら
▶今回の講座は・・・
著書『 〈叱る依存〉がとまらない 』が 大人気重版中で 各種メディアから現在ひっぱりだこの
臨床心理士/公認心理師
《 村中 直人 さん》を講師にお迎えし
『 「叱る」ことから 自由になろう 』というテーマで とても貴重な
そしてとても分かりやすいお話を
聞くことができました!
村中 直人 さん
モデレーターは
《多様な学びプロジェクト》代表 生駒知里(いこま ちさと)が務めました。
最初の30分は
村中さんによる
〈叱る依存〉についてのミニレクチャーでした。
本にも書かれている内容を
ギュギュッと凝縮して
とても分かりやすく
〈叱る依存〉が起こる仕組み・メカニズムを
解説してくださいました!
その後90分間は
参加申込してくださった方たちからの
事前のご質問や
講座に参加してくださった方から
リアルタイムで投げかけられる質問に
答えていただく時間でした!
事前にいただいたご質問
このように
リアルな対話形式でお話を聞けるのが
《多様な学びプロジェクト》の
講座の醍醐味かなと思います!
〈叱る〉に学習・成長への効果はない! むしろ逆効果
今回の講座には
保護者/教員/保育士/フリースクール等のスタッフなど・・
多種多様な方が参加してくださいました!
それぞれの立場・環境で
《叱る》の悩みはあるのだなと感じました。
講座の中で取り上げていただいたトピックは・・・
🍎 〈叱る依存〉はなぜ起きるか
🍏 防御システムと冒険システム
🍎 〈叱る〉と〈怒る〉の違いはない
🍏 "前さばき" で〈叱る〉を回避できる
🍎 "やらない" のか "できない" のかを見きわめる
🍏 〈セルフ叱る依存〉に陥らないために
など・・・
村中直人さんの著書や講演の内容を
ギュギュッと凝縮していただいたものでした!
〈叱る依存〉が起こるメカニズムについて
説明していただくために
脳科学や心理学の用語も
出てきましたが
ふた言でまとめると
『〈叱る〉に効果はない』
『効果があると信じられているが、むしろ逆』
ということでした!
〈叱る依存〉について詳しくは
村中直人さんの著書を読んでいただくか
この講座のアーカイブ動画を
ぜひ見ていただきたいと思います!
自由参加の参加者交流会にも
たくさんの方が残ってくださり
3~4人のブレイクアウトルームでは
どのお部屋もとても熱量の高い分かち合いが
なされていました!
▶この講座に参加して
「禁止と罰」を経験してきた私たちは 子どもや自分より弱い立場の人に対して
〈叱る〉を行使してしまうことがあります。
しかし、
〈叱る〉に学び・成長への効果がないことを
よくふまえたうえで
「本当は何を望んでいるのか」を
考え直さないといけないと思いました。
主体的な学び・成長のためには
〈叱る〉はジャマでしかないということを
よく覚えておきたいです。
〈叱る〉には効果がない!
〈叱る〉必要はない!
ということに自信をもっていたいです。
「ちゃんと叱らないと!」という圧力に対しては
"〈叱る依存〉が自覚できていない人" と見て
〈叱る〉を使わなくても人は成長するということを
実際の姿をもって示していきたいと思いました。
子どもたち一人ひとりの個性に合わせて
個別の見きわめや対応が必要ですので
ぜひオンラインサロンなどで
相談やシェアをしていきましょう!
また
〈セルフ叱る依存〉に陥らないように
自分に承認(今はこれでOK!)を与えることも
意識してやっていきたいと思いました!
▶講座に参加された皆さんの声
いただいた感想より 一部ご紹介いたします!
🍎多くの大人たちが、子どもを叱った後に罪悪感を持っていると思います。しかし、叱らずにはいられない・・・。そこには、ずっと〈叱る〉が良いこととされてきたという刷り込みがあると思います。同調圧力のようなものも感じます。でも、それは間違いだったと今こそ多くの大人たちが気づき、〈叱る〉を手放して、別の形で子供たちの成長に繋がる接し方をすべき時なのだと強く思いました!(保護者)
🍏村中直人さんのご家庭の話など、実例を交えていただいたので分かりやすかったです。〈叱る〉の意味がよく分かりました。私自身、〈叱る〉に依存していたと感じました。これからは〈叱る〉でない対応をしていこう思いました!ありがとうございました!(保護者)
🍎たくさんの気づきを得られた有意義な講座でした。子どもが学校に通っていた頃は、自分が完全に〈叱る依存〉状態だったことや、その原因が自分の欲求充足だったことに改めて気づくことができました。子どもが周りのみんなと一緒に活動できないことに、「なんでできないの!」「どうしてやらないの!」と、いつも叱っていたように思います。《多様な学びプロジェクト》に参加させていただいたおかげで、子どもが不登校になっても、「この子はこの子のペースで成長していけばいい」と気づき始めたので、〈叱る依存〉から少しずつ脱してきているかなと思います。しかしそれでも、油断すると叱りたくなるので、自分の求める「あるべき姿」や、自分のモノサシを一旦捨てて、ニュートラルに物事を捉えるよう冷静になりたいと思いました。これは、子どもとの関係性だけでなく、職場、他の家族でも同様気をつけないといけないことですね。(保護者)
🍏村中直人さんやモデレーターの生駒さんの会話がとても心地よかったです。親として自分の子どもに「~になってほしい」と思えば思うほどがんじがらめになり、自分の首を締めてるんだと思いました。ゲームやYouTubeに一色のわが子でも、たまに癒やしのYouTubeを教えてくれたり、ウクライナの戦況を解説してくらたり、よく話してくれるようになりました。 親がまずは子どもに一生懸命になりすぎないようにしながら、でも"ちょっとした冒険"のきっかけを見つけていきたいと思いました!(保護者)
🍎もっと話を聞きたかったです!ありがとうございました! 根本的に私自身が〈セルフ叱る依存>であるので、〈叱る〉から脱せないのだと分かりました。「苦しめば苦しむほどよい」という考えがあります。子どもにも求めてしまっていたことにも気づきました。そして「叱ることは必要!」とも思っていましたが、〈叱る〉は学びや成長を促進しないということを知って、ガーンと頭を殴られたような気分です! そして私も「村中先生たちの仲間入りをしたい!」と思いました。ゆるっとがんばります。また、モデレーターの生駒さんが「自分を責めているとラク」という気持ちに共感してくださったのが、涙が出るほど嬉しかったです。(学校教員・支援員)
🍏〈叱る〉ということを構造的に説明してくださいました。他人を叱ること、自分を叱ることなど、多岐に渡り教えてくださりありがとうございました! 親ではなくても「イライラ」したり、誰かに当たったり、また自分自身に当たったりしてしまうこともあったので、非常に学びになりました。「大人も本音や弱音を言える場が必要」という点に非常に共感できました!(学校教員・支援員)
🍎参加者が聞きたいこと、疑問に思うことをモデレーターの生駒さんがズバリ聞いていただいた点がとてもよかったです。少し専門的な用語も出てきましたし、抽象的になりがちな話を「エピソード」として具体論に落とし込んでお話くださった点など、非常に納得感のあるオンライン講座で素晴らしい内容でした!(学校教員・支援員)
アンケートにご回答いただきありがとうございました!
<こちらの講座のアーカイブ動画視聴ご希望のかたへ>
とまり木オンラインサロン内にてアーカイブ動画を共有しています。
サロン内で、他の参加者・登壇者のみなさんとも感想シェアができます。 月額1,980円で過去のオンライン動画が全て見られる他、
毎月のオンライン講座も無料で受講できます。
とまり木オンラインサロンの詳細・お申込みはこちらから↓
★開催予告★
HSCの子育てハッピーアドバイス 不登校と多様な学びを考える(録画動画付き)
2023年1月28日 (土) 14:30 - 16:30
《多様な学びプロジェクト》1月のオンライン講座は シリーズ累計500万部を超えている『子育てハッピーアドバイス』の著者である 《精神科医・明橋大二さん》にご登壇いただきます。
今回の講座では 特に「HSC(ひといちばい敏感な子)」の子育てをテーマにお話いただきます。
peatixをフォローいただけると最新情報が届きます!
みなさまとお目にかかれますこと、楽しみにしています!
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